まず、造影して判明した狭窄部位、狭いところに細い針金
ガイドワイヤー
を通していきます。

これはがガイドワイヤーです。
いろいろな先端の形、固さ、長さがあります。
シャントのPTAで使用するものは、大体1~2mくらい。
固さのイメージは・・・伝えるのが難しいですね (;^_^A

このように、くるくるまとめて持ちます。
これを、先ほどのシースから病変に向けて通していきます。
狭窄部にガイドワイヤーをクロスさせる、なんて言い方します。

画面を見ながら、シコシコ挿入していきます。
ワイヤーというより、命綱のイメージです。
このガイドワイヤーが狭窄病変を通過しないと、治療ができません。
このガイドワイヤーを自由自在に操れるか、がカテーテル治療の腕の差といっても差し支えないと思います。