
さてこのように狭いところが多発しているシャントですと、シースを挿入する場所と方向は非常に大切になってきます。
どのようにアプローチするか、なんて言い方をします。
このように、

1 では肘方面の狭いところが、
2 では肝心の吻合部のせまいところが
それぞれバルーンが届きませんよね。
ですのでこの場合は
3
の挿入場所と方向が正解となるわけです。
むろん、このように挿入することができないなんてことはしょっちゅうです。
その場合は、刺す場所を工夫したり、シースを複数本使用したり、シースを反転!などして対応します。
次回からようやく治療に入れそうです!