
動脈-静脈吻合部そのものの狭窄
であることは前回お話しましたよね!

狭いのは吻合部だけで、そのあと血流の流れる血管、つまりシャント本幹はとても太く発達しているのがわかります。
また、蛇行したりせず真っ直ぐに走行していますね。
吻合部狭窄以外は、いいシャントです
吻合部そのものは、狭窄の好発部位です。
ここが狭くなるとどういう症状が出てくるのでしょうか。
まずは、このシャントの状況を整理してみましょう。
以前出したこちらのイラストを思い出してください。

下道は十分にクルマが走っている
高速道路それ自体も道は広くて空いている
ただしインターチェンジ自体が狭くて、十分なクルマが高速道路に上れない状況
です!