続きです。
そしてこの土管はとてもしなやかに、柔らかくできています。
ですので、土管の水圧が上下しても、水圧の差を多少は受け止められるようになっています。
・・・何となくイメージはつかめましたか?
では、次は静脈です。
静脈については、こちらで復習をしておいてください
動脈を壁がしっかりしている土管だとすれば、静脈は水風船のようなイメージです。
(特にシャントに使用するような表在血管)
正確には静脈にも壁があり、層構造をなしているのですが、動脈に比べると未発達です。
ですので、採血や点滴の時、ゴムバンドで血をせき止めると、水風船の中に血液がたまり、すぐにふくらみます。
続きます。
注)このブログの内容はシャントを理解していただくための、あくまでイメージです。
厳密には正確では無い表現も含まれておりますので、ご理解ください。