ではここで動脈、静脈それぞれ解剖の復習です。
こちらでもどうぞ
ここでは、動脈・静脈の走行ではなく、血管を作り上げている構造についてお話しします。
まず動脈ですが・・・
Wikipediaよりの引用です。
動脈(どうみゃく)とは、動物の血管系において、心臓から押し出される血液の流れる血管のことである。逆に心臓へ流れ込む血液の流れる血管は静脈といわれる。・・・
動脈は、その高い圧力に耐えるため、たとえば脊椎動物では外膜・中膜・内膜の3層からなる丈夫な構造を持つ。また、柔軟性に富むため心臓の収縮時と拡張時の血圧の差を吸収できるようになっている。・・・
よくわかりましたでしょうか?
シャントドクター風にわかりやすくたとえ話で説明しますと・・・
動脈は土管です。心臓はポンプです。
ポンプ(心臓)から送られた水(血液)は、土管のなかを流れていきます。
土管の中をすごい勢いで水が流れることになります。
ですので土管の壁は厚い必要があります。
また、土管の中を流れる水流には、強弱があります。
これはポンプ(心臓)には水をおくるタイミングと、ポンプの中に水を入れるタイミングがあるからです。
(自転車の空気入れを想像してください)
土管を流れる水流の強弱とともに、土管の中の水圧も上下します。
(これが血圧です。)
次回に続きます。