まずは
① 橈側皮静脈に流れるパターン

上腕の外側を走り、肩の辺りで深部へ入っていく
穿刺範囲が広いが、血管が細くなりやすい傾向
ですね。
血管造影でみるとこのようになっています。
お粗末ですが、以下の①、②、③の写真は次の絵のそれぞれの数字のあたりを見ていると思ってください。

①

これは吻合部です。左手で、画面の真ん中がちょうど肘関節のあたり。
動脈と、そこに繋がれた橈側皮静脈が写っています。
上に向かって伸びているのが静脈です。

赤が動脈、青が静脈つまりシャント本幹、そして緑☆のところが吻合部になります。
②

このように、橈側皮静脈は上腕の外側を走行し、心臓へ向かいます。
③

そして肩関節のあたりで、尺側皮静脈と合流します。(緑☆のあたり)
そして鎖骨下静脈と名前を変えて、心臓へ向かって流れていきます。
次回、もう少し部位別に詳しく見ていきましょう。