それでは、人工血管のお話を続けましょう!
さて、前回までは、
いわゆる静脈がある、ないとはどういうことか、
についてのお話でした。
(忘れちゃった方は復習してみてください!)
今回は、
どのような血管(静脈)の人が人工血管に向いているか
のお話をします。
ずばりこれまでにお話しした

のような方です。
シャントを作れない、もしくは作っても使用できない場合、というのは、
くどいですが皮膚から遠い、深いところを静脈が走っている、ことを何度もお話ししました。
そういった場合でも、
深い動脈と静脈を、浅いところを走る人工血管を使ってバイパスする
ことによって、使用が可能になります。
このイラストをご覧ください。

詳しい内容は次回に。