肘の内側でもドクドク触れると思います。
それが動脈です!
心臓というポンプから、勢い良く送り出された血液が、
動脈という血管を通って
体の隅々まで酸素と栄養をとどけています。
人間の腕には太い動脈が一本あります。
肘の下あたりで親指側と小指側にわかれて、手のひらでまたくっつきます。

血圧はこの動脈の内部の圧力を測っています。
時代劇や映画などで、腕が切断されて血液が勢い良くビシャー、っと飛び散るのはすべて動脈の血液です。
普通の方は、まずこの動脈に針を刺すことはありません。
この動脈に針をさしてポンプで吸い出せば、1分間に缶コーヒー1本くらいの血液は簡単に取り出せます。
でも透析ではこの動脈にそのまま針を刺すことはありません。なぜなのでしょうか。