今回から、また新たなシャントを高速道路に例えていきます。
さて、このシャント、見覚えがありますでしょうか?


本ブログ開始第二回目に出てきたシャントです!
コチラからどうぞ
狭窄部をまたいで動脈側と静脈側を穿刺していたため、脱血不良も静脈圧上昇も来さなかったという症例でした。
このシャントをあらためて高速道路で表すとこうなります。

僕は群馬県民なので、しつこく関越道で表現しますと…
高崎インターから東京方面に向かって関越道にのったところ、すぐに大渋滞。
渋滞の先頭は花園インター付近で車線規制(3車線→1車線)であった。
渋滞を抜けると車はスムースに練馬まで流れていた。
となります。
非常によく遭遇するパターンです。
ちなみにシャントが渋滞している部分では、とても固く(石灰化ではない)、バクバク拍動を感じます。
多くの場合、止血困難や突然?!のシャント閉塞をきたします。
あと、シャント音は車が流れているところで音がします。
渋滞しているところでは音はしません。
交通量が少なくても、車が流れていれば音はそれなりに聞こえます。
以上を忘れないでくださいね。
みなさん見逃さないように!