2010年11月13日(土)
長女と登った初めての八経ヶ岳(1993年11月14日・日曜日)から丁度17年。
娘は2回目、私は15回目の八経ヶ岳。17年前に辿ったコースを忠実にトレースしてきました。

ひっそりとしていたトンネル西口も今では大賑わい、この変遷に時を感じます。
木橋を渡って奥駈出合へ、何度歩いても急登です。
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「こんなん、イヤや~!帰る~!!!」って泣く娘をなだめて歩いた日が蘇ってきます。
でも今回はザックのメッシュポケットに収まって楽々山行ですから;)

「奥駈出合までもう少し、頑張ろうね!」
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ここまでの登りがキツイお陰で、この後は寒風に晒されても上機嫌で歩いてくれた愛らしい娘を思い出します。

南側の眺望が美しい("▽"*)
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またが訪れますね!
無雪期には何でもない風景も厳冬期には素晴らしい景観で魅了してくれます。

小さいながらも気遣いのある優しい娘が今日も私の前を歩いているよう。
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天気予報では晴れでしたが、不思議と17年前と良く似た空模様です。
理源大師様に合掌して先を目指しましょう。

振り返れば眼下に幼い娘と辿った稜線が伸びています。
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色んなことが蘇ってきて、私にとっては何よりも大切な娘。優しく美しい娘。
「今日は、お父さんがここまで連れて来てあげるから!」

幾重にも重なる山並みが素晴らしい:)
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携帯の待ち受けを正面にして親子で眺める。

弥山山頂からは家族4人で登った稲村ヶ岳が見える。行ってて良かった!
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今日は国見八方覗も弥山神社にも寄らない。とにかく17年前のルートを忠実に辿りたい。
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「八経ヶ岳の頂を目指そう!」
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「さぁ!山頂だ!!!」
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錫杖と三角点は当時のまま。積み重ねられた石の位置と看板が変わったね。

そして17年振りに清く美しく成長した娘と共にこの頂に立つ。
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アルバムには三角点の上に立つ幼い娘の写真があります。
今日も17年前と同じように娘を三角点の上に乗せてあげました。
そして法華経・八巻を埋められたというありがたいこの頂で読経させてもらいました。

懐かしい思い出がイッパイの大台ヶ原
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南へと続く奥駈道
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さぁ、戻りましょう!

蘇ってくるミッキーマウスマーチ
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山の歩き方を知らず膝を痛めた私を気遣いミッキーマウスマーチを口ずさみながら先導してくれる娘が前を歩いているよう!

夕方ギリギリまで掛かった初めての八経ヶ岳。
国道309号線を東へ下っている道中、私の横でスヤスヤと眠りについている娘がとても可愛らしかった。
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まだまだ山云々という気持ちにはなれない。けど今回は特別な思いで山を歩きました。
とにかく先にどうしてもやり切らなければいけないことがあります。
それが出来れば、娘と共に登った山々、そして素晴らしい景観の山々を娘と共に登りに行こう!
これからの山は常にお姉ちゃん(長女)と共にo(^^o ) ( o^^)o
お父さんが連れて行ってあげるから;)

そして何より、今日の山を共にしてくれた娘にありがとう:)


山行データ

1993年11月14日(日)
天候:曇   北西の風・強
行者還トンネル西口7:30→奥駈出合→弥山→八経ヶ岳0:00~0:20→弥山→奥駈出合→行者還トンネル西口16:30

2010年11月13日(土)
天候:曇(予報は晴)   西の風・弱   11月としては5年ぶりの黄砂に下界が覆われました。
行者還トンネル西口9:00→奥駈出合9:44→弥山11:13→八経ヶ岳11:37~12:12→弥山12:48→奥駈出合13:55→行者還トンネル西口14:36

※まだまだ頻繁にブログを出来る状態でなく不行き届きな点が多々あろうかと思いますが、お許し下さいませ。