早春の大峰稜線歩きをしてみたく大川口から鉄山を越えて八経ヶ岳を目差します;)
川迫川のせせらぎを聴きながら身支度を整え先ずは鉄山へ!
結構テープもあって迷わず足を進めることが出来ます。

鉄山(^_-)-☆
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その向こう側には弥山へ続く稜線が見え隠れしています。

振り返れば川迫ダム、彼方には金剛、葛城のダイヤモンドトレイルが黄砂に遮られることもなくバッチリと見渡せます。
最高やね;)
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そして目の前の尾根を登り詰めると眼前に弥山北壁が素晴らしい美しさで迎えてくれるじゃありませんか!
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大峰といっても近畿南部、それも紀伊半島のど真ん中である。
こんな温暖な地域でこれほど美しい山岳美を堪能出来るとは!
一人なのに、誰も喋っても聞いてくれる人など居ないのに・・・
思わず「おおっ~!」って叫んでしまうじゃないですか( ロ・ロ)ゞ

アスレチック気分で鉄山山頂へ
山頂からは
稲村ヶ岳、山上ヶ岳をはじめ、結構なパノラマビューが楽しめます。

鉄山を後にし暫く行けばストックが・・・
「拾いに来るのも大変だろうなぁ?」
LekiSport TITAN
とあります。
鉄山でストックを落とされた方へ
中吉野署さんへ届けていますので受け取りに行って下さいね!

ルンルンチックな稜線歩き
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「大峰にこれ以上何を望むものがあるのか?」
「きっと今、最高の大峰を与えられているんだ:)

左手には聖宝谷
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スケールがデカイ!
なんとなく大山北壁や涸沢にも似た雰囲気である。「もしかして太古の昔は氷河だったのかな?」ってこの角度から見ると感じてしまいます。

テープもまばらに・・・
香精山を越えて修覆山へ
尾根がどこなのか不明瞭になってきます。
展望が開けた日なので安心出来ますが、ガスった日には超危険な場所となること間違い無しって感じです。

若いシラビソの森が美しい(*^_^*)
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「踏跡一つ無い森を独り占め、何と贅沢な山旅なんだ!」

修覆山の頂に立つと今日の核心部とも言える弥山への大きな山懐が待ち受けます。
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ここから始まる倒木帯の先には八経ヶ岳、明星ヶ岳が;)
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この先がどんなエグい状態とも知る由も無く八経の頂が見えて一気に気楽になるという勘違いをしてしまうのであった。

シラビソの倒木帯に入る。
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縞枯現象というシラビソ特有の森の天然更新であると思いますが幅が広い!
跨げる倒木を選んで進むという変なルートファインディングが要求されます。

倒木帯を越えると次に倒木帯になるであろうシラビソの森が美しい景観で迎えてくれます。
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弥生神社までは少しのはずだが・・・
実は倒木帯より何より倒木帯を過ぎてからのブッシュが一番の難関で写真撮るの忘れてしまうくらい大変でした。

やっと弥山に到着して国見八方覗へ
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雪も解けてしまい緑の絨毯を待つばかり、春の温もりを感じます。
2007年夏テン場
2008年冬テン場
四季それぞれの美しさがありますね;)

八経ヶ岳の頂に立てば明星ヶ岳がの衣を脱ぎ捨て春の装いへ変わろうとしていました。
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下山はトンネル西口へ
奥駈の左下には鉄山からの稜線が見えます。
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今日の贅沢な山旅にありがとう(*^o^*)
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今日のアルバムです。