2008年11月22日(土曜日)

今シーズンはまだ11月も中旬というのに金剛山で初冠雪を観測したとのこと。
確かに真冬並みの冷え込みである。
通勤経路から晴れていれば大峰が一望出来るのですが、ここ暫く弥山はずっと厚い雲に覆われていた。
昨シーズンも11月下旬に結構積もりましたが、寒さが緩んで解けてしまったことを思い出し、
「このチャンスを逃すと次は12月まで無いかも?」
と週末の好天を子供のように願い続けた(*^o^*)
今年は「雲一つ無い・・・」という山行にあまり恵まれていなかった私ですが、今回は週末が近付くに連れて降水確率が小さくなって遂に0へ;)
高まる気持ちを抑えながら家を出発するのであった。

晩秋を迎えた朝の川迫川、癒されますね~♪
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今シーズンは12/15(月)~4/15(水)まで行者還林道が閉ざされます。
ってことでトンネルから八経へ登れるのは12/14(日)までです。
布引谷二俣から見上げる弥山はまだ厚い雲に覆われてますが、「きっとこの雲は切れてくる!」と不思議と確信が持てる私でした。
まだ林道のアスファルト上なのに横には「11月?」と疑いたくなるようなデッカイつららが出来てます。大峰は凄いわ!
登山道に足を踏み入れると早くも周囲には雪が出てきます。
今日も沢コースから
誰も居ません。
今日、ここを歩くのは私が一人目のようで、先に踏み跡を残しているのは動物達だけです。
新雪に踏み跡を残せる満足感が何とも言えません。
沢も中腹に差し掛かると振り返れば残った紅葉と大普賢へと続く稜線の霧氷とのコントラストが最高です;)
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この後、沢コースは雪深くなってアイゼンを装着しました。
尾根コースと合流すると直ぐに奥駈道が通る稜線が見えてきます。
朝日に照らされる霧氷が最高!
多くの踏み跡があり、「先を行かれた方々全員が尾根コースから登られたんだな・・・」と
雲一つない青空の下、霧氷の奥駈道を弥山を目差して空中散歩:):):)
この季節は木々の葉も散っているので周囲の山々が一望出来て最高の気分です。
弁天の森を過ぎると
八経・弥山がドーンとその凛々しい姿を現します。
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今夏、同じ場所から

聖宝宿跡のところはいつも右(北)側からショートカットするんですが、冬は雪深いので通常コースで理源大師様に御挨拶をして先を目差します。
この美しい霧氷の森が胸突八丁を登っていることさえ感じさせない。
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左に稲村ヶ岳・真ん中に山上ヶ岳、手前に神童子谷
どこまでも続く青い空~♪

歩いて来た稜線、その奥には大台ヶ原
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いよいよこの鉄梯子を登れば弥山だ!
快晴のテン場が最高に美しい(^^)V
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2007年夏テン場
2007年冬テン場

さぁ、いよいよ八経へ!

抜けるような青い空にシラビソの立ち枯れも最高の美しさ!
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そして眼前に1年で一番美しい姿の八経ヶ岳が;););)
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美し過ぎる\(^O^)/

移り変わりも楽しんで下さいね!
今夏
今秋
南には明星ヶ岳、奥には紀伊半島南部の山々が連なります。
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更に南へと奥駈は続きます。
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弥山小屋前でしばしの休憩
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今冬シーズン最初に最高の雪山をありがとう~♪