2008年5月4日(日曜日)
昨年と同じ日、同じメンバーで大山に登りました。
島根の旧友である青ちゃんとママリン、そして私。
青ちゃんとは大山寺駐車場で待ち合せ・・・
8時半くらいに仰ぎ見る大山は青空の下、残雪と新緑のコントラストでこの時期最高の表情で我々を出迎えてくれてます。
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この日、車道沿いの温度計を見れば標高800m地点で21℃となっていて「この温度計おかしいんじゃないの?」と思っていたが、駐車場で既に「暑い!暑い!!暑い!!!」長袖なんて着ていられず半袖1枚になる。
夏山登山道に足を踏み入れると朝日に映えるブナの新緑が暑さを忘れさせてくれます。
その鮮やかな森の中、ムシカリやタムシバの白い花が咲き乱れ最高の季節:)
1年ぶりの登山となる青ちゃんですが軽やかな足取りです。
対照的なのはママリン。
途中でフリーズ、今日も相変わらずでまたもやダブルザック。。。
ママリンのザックはバックパッキング用なのか?超軽量でフレームも無く、ダブルザックは邪魔なのでボクのザックの中に入れてやった。
ザックの中に入れれるのが便利です。
ボク自身は体調は全く悪くはないんですが、前日が用意やなんやかんやで1時間半しか寝ていないので「眠い眠い・・・」
歩いていてもあくび連発・・・
ボクの頭は「今夜は鳥取あたりで泊まって、明日は日本海旅行や!」と思い込んでます。
「寝たいよ~Zzzzz」と思いながら歩いているうちに六合目着。
弓ヶ浜が鮮やかに見える。その名の如く本当に綺麗なアーチを描いてます。
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写真で写すのは難しいのですが遠くには隠岐の島までが見えます。
進行方向左手には谷筋に残雪が残る北壁が荒々しい姿で魅了してくれます。
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スケールの違いこそあれ、この地形は涸沢に似てるように思うのですが、いかがでしょうか?
六合目から十数mの間、登山道に残雪があって下山者が難儀してます。
「下りはここで遊べるかも?」と笑って通過;)
いよいよ高木も無くなってダイセンキャラボク保護の木道に変わります。
昨年と違いキャラボクが残雪に埋まっている箇所があちこちに点在します。
それともう一つの違いは今日の登山者数は半端じゃない。
人!人!!人!!!
弥山山頂は人垣となっていて「こらアカン・・・」と先に休憩でもして人が減るのを待つことにした。
いや、実は「ちょっと寝かせてZzzzz」が本音である。
青ちゃん、ママリンが昼食を摂ってる間、ボクはZzzzz・・・
これで眠気は少し治まった。
外に出て弥山山頂の人垣を見れば減ってない。
こんなんアカンと剣ヶ峰側にある三角点
http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2001-0530.html
へ、
我々に続いて数人が付いてきましたが、三角点には私達と後続組だけで快適です。
近くて遠い剣ヶ峰をバックに記念撮影をしました。
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振り返れば弥山山頂の人垣
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この危険な縦走路を好んで歩かれる方もいらしてトレースがしっかりと残っています。
1回目にママリンとトライしてラクダの背を超えて暫くのところで断念した。
昨年は三角点から先は進まず。
今回はこのトレースを見て「行けそうな・・・」ママリンに「ちょっとトライしてくるわ!」と言ったらえらい怒られて、
「止めとけボケ!」と。。。
「じゃあ、ちょっとそこまでだけ。」と言って数十m先まで進んでここで写真を数枚撮る。
剣ヶ峰の右奥に鳥ヶ山が見えます。
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この段階で「近くて遠い剣ヶ峰」から「近くて行けない剣ヶ峰」になってしまった。
どこが危険と言うと、先の写真の中央から先の辺りですが、
ヤセ尾根上を歩く箇所でボロボロに崩れてる箇所を通過しなければならない所がある。
つまり足を載せると崩れない保証は無い所を通過しなければならないってこと。
ここさえなければ剣ヶ峰は遠くはない。
前回トライから数年経過しているし、見極めるのにその箇所を目視確認したいのだ。
ボクの場合、その確認で明らかに落ちる確率がある場合はそれ以上のリスクを犯すことはしません。
そこで落ちる確率はないと判断出来る場合のみ先へ進むつもりだったんですけどね・・・
空き始めた弥山山頂に戻って記念撮影をした後に下山。
暑い日でもあって「冷たい蕎麦を食べたい!」とママリン。
「ほな早く下って蕎麦を食べよう!」ってことに。。。
急に元気になるママリン、「一体何者やねん?」
六合目の残雪地帯ではビビリ組で大渋滞。
「行くで!」と横をすり抜けごぼう抜きで通過します。
この行動が大阪人やね~笑!
下りは日差しも和らぎ光の反射がない分、新緑本来の色が映えます。
森の中に咲き乱れるムシカリ
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鮮やかなブナの新緑
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昨年は元谷経由で下山しましたが、今年は登山口手前を右折して僧兵コースを(実は誤って)選択。
ここには珍しい花が咲き乱れて良かったです。
あと、佐陀川を渡り大山寺経由で駐車場へ戻りました。
そして近くでお風呂に入り、ざる蕎麦・とろろそばを食べました。
やっぱり暑い季節の下山後は冷たい麺類がいいですね!
大山、標高以上に聳え立つ名峰です。

そして「明日は日本海観光でも」と思い米子へ下るが、ママリンは「疲れた、明日は天気イマイチやろ・・・」と暗に「帰れ!」と言ってくるんです。
今にも眠りたいモードとボクに鬼の様な指令を浴びせます。
仕方なく米子から米子道へ入るが乗って即渋滞。
たまらず大山PAで仮眠。
その間にも渋滞は解消せず。朝出たICでもある溝口で出て国道181号線で久世まで行く。
そこから中国道→福崎→播但連絡道→山陽道→小野→国道175号線→明石→国道2号線→神戸・住吉浜→阪神湾岸線→泉北北道→自宅
帰りは何と渋滞だらけで7時間くらいかかりました。
神戸あたりでは信号待ちの度に寝てました。。。
キツかった~・・・


昨年の同日の記事も比較には面白いですよ!
http://blogs.yahoo.co.jp/accesskazu2002/5240505.html