
皆さま糸島シェアハウスをご存知ですか?
311の大震災後、流通がストップして物が無くなった東京に疑問を持って、自給自足の生活をするために移住した若者が暮らすシェアハウスです。
昨年の7月、4歳児と初めて大豆植えイベントに参加しました。

その大豆もすくすく育ち、収穫され、撒いた量の2倍が収穫できたそうです。
そして今日は、大豆を使ったお味噌づくり。
お味噌の材料は大豆と塩と麹、たった3つだけなんです。
まずは参加者でお塩を取りに行きました。
海へ!!!
(笑)

玄界灘~~~♪
さらにこんな岩場へ・・・・・・・・

沖合の海水の方が塩分濃度が高く、生活排水やゴミが少なくていいんですって。
20リットルのボトルいっぱいに汲んでました。
4歳児は、ただのアスレチック状態(笑)

カメノテとイガイをゲット♪

糸島はもう梅が咲いていました。
春ですね~♪

糸島シェアハウスのシンボル的存在、イノシシの皮!!!
糸島シェアハウス立ち上げメンバーの千春さんは、お肉は自分でとった動物以外は食べないというストイックな解体女子。
わたし、解体はじめました ─狩猟女子の暮らしづくり─/畠山千春

311前は普通の女子だったのに、5年の歳月で身につけたサバイバルスキルは本当にすごいです!

家の前にはイノシシの耳が干してありました。

耳可愛い♪耳♪耳♪

シェアハウスの入口を入ると、土間のハンモックがお出迎え。
子供たちに大人気のスペースです。

障子もオシャレに張り替えられ、古民家というよりカフェな雰囲気です♪
お昼ご飯はトマトと玉ねぎのカレーでした。
写真を撮ったと思ったのに保存ができてなくて残念×
野菜はもちろん、ご飯もシェアハウスで収穫したお米でした♪

食後にさっそく味噌づくり開始!
大豆は前日から仕込むそうです。
よく洗ってから3倍量の水に18時間以上つけて、大釜で柔らかくなるまで(親指と小指でつぶせるくらい)煮て、温かい内に二重にした袋に入れてビール瓶などで潰していきます。

良く潰れたらラップを敷いた広い作業スペースにドバ~~ン!!
平らに広げます。

そこに塩と混ぜた麹を投入!!
材料の計算はこちらでどうぞ↓
味噌づくり材料計算

良く混ざったら保存容器に空気を抜きながらギュウギュウと詰め込みます。
やっと遊び終えて手伝ってくれた息子(笑)
あとは分量から別にとっておいたお塩で味噌の上に蓋をして、容器の内側を綺麗に焼酎で消毒して、ラップで押さえて、重しを乗せて、蓋をして、コバエ除けに新聞紙で蓋を覆って、麻紐できっちり縛ればOK。

去年仕込んだ1年物のお味噌はとっても美味しかったです!
お味噌は様々な色のカビが上部にほぼ必ずつくそうですが、上の部分を除ければ普通に食べられるそうです。
今日仕込んだお味噌はお土産に戴きました♪
寝かせて美味しく戴きます(^^)

そして最初に岩場でとってきた20リットルの海水ですが、お庭で火にくべていたら立派なお塩に変わっていました!!
お味は市販のお塩より辛くなくてとてもまろやか。
こちらもお土産に戴きました♪

帰宅をしてから海でとったカメノテとイガイを良くこすり洗いしてお味噌汁に入れてみました。
(本当は出汁の代わりに入れるんですって。作り置きしていたので温めの際にイン)
お味噌汁も地元のものしか使いたくなくて、出汁はワカメとお芋と薩摩芋だけだったのですが、とても豊かな磯の香りがしました。
特にカメノテ!!!!!
カニのようなエビのようなお味で、滋養強壮肝臓にもよく、スペインのガリシア地方では高級食材なんですって。
近所の海でも捕れたらいいのですが・・・
少しずつ、わたしも自給自足ができるように勉強しています。
昔の日本の家庭は大家族で、鶏の毛をむしるのは子供の仕事だったとお爺さんに聞いたことがあります。
お肉まではまだ手を出せないけれど、お野菜や調味料などは自分で調達できるようになったら良いですね♪
糸島シェアハウスは今年で5周年、毎月面白いイベントを計画するそうですよ。
皆さまもぜひ最新情報をチェックしてみてくださいね♪
糸島シェアハウス