「自分を俯瞰して見ることが大事だよ」
これまで幾度となく
たくさんの方々から教わってきたこと
こんにちは、
アクセスリーダー3期生のあこです 
俯瞰とは鳥のように上空から広く見渡す
ということですが
心のお話で言えば
感情にのまれている自分から意識を離して
別のひとを見るように自分を見る
ということです
そして、そこに批判批評を挟まずに
淡々と、そのままを見る
例えば仕事中のオフィスで
誰かがめっちゃ怒っている
場面にいるとして
ああ、この人は今怒ってるんだなぁ
と、ただ見る感じ
これを、
怒りが沸いてきたときの自分に対しても
こうして見てみる
ああ、私は今怒ってるんだなぁ
悲しいんだなぁ
寂しいんだなぁ
不安になってるんだなぁ
これが、私にはなかなか
なかなか
なかなか…
できませんでした
のまれちゃってますから
感情と自分が完全に同一化してますから
感情 = 自分
の状態です
え？
感情って自分じゃないの？？
感情とは、五感で感じている情報で
自分の心ではなく、肉体の電気信号と考えます
人それぞれの持つ価値観から生じます
なぜ五感があるかというと
生命維持(自己防衛)のためであり
行動を起こすためです
(旧アクセスリーディング2級講座テキストより)
なので、自己防衛のために
怒りという感情を選んだ自分がいるだけで
怒りそのものが自分なのではないのです
それが
俯瞰して見たときの
ああ、私は今怒ってるんだなぁ
=
怒りという感情を選択している私
です
ああこの人怒ってはるなぁ、めっちゃ怒ってるなぁ
と
隣で怒ってる友人を見るように
自分のことを見れるといいよ
そう教わったことがありますが
瞬間湯沸し器的に怒りが沸くので
そして沸いてしまったら好んでそこに溺れに行くので
(と、今なら思う)
そんなことできるわけなーい！！
と決めてかかっていました
いつか自分が"もっとすごい自分"に変われたら
あれも習得してこれも習得して
"できる自分" "達してる自分"
"あこがれのあの人みたいな自分"になれたら
そしたらできるものであって
ダメダメな私なんぞにできない高等技術
という認識でいました
そう決めつけることで、
「俯瞰して見る」ということをやらずに逃げていたんですね
今も、刺激があった時に即俯瞰して見る
ということはまだなかなかなのですが、
過去の出来事に対して
俯瞰して振り返ってみる
ということをしてみるようになりました
大体怒ってたときのことがほとんどです
どう俯瞰して見てみるかと言うと
まずは、その時に感じていた気持ちを
あの時私腹が立ったんだな
めっちゃ怒り沸いてきたな
と、責めずに眺めます
そうして眺めていると
たとえば
同意してもらえると思ってたのに
反対されて悲しかったんだ…
とか
わかってもらえなくて寂しかったんだ…
とか
怒りの裏側にあった気持ちに気づけるようになります
そして、怒りは
「大切なものが大切にされていないときに生じる」
ので
じゃああの時、私は何を大切にしたかったの？
たとえば
それいいね、って同意してもらって
一緒に喜び合いたかった
そうなんだね、って受け止めてもらって
わかって欲しかった
そっか
つながりを大切にしたかったんだな
そっか
共感を大切にしたかったんだな
と、じんわりと見えてくるようになりました
そうすると
怒りをぶつけて相手と分離したかったのではなく
つながりたかった自分に気づきます
それが本音です
その気持ちをしっかりと感じます
最初は抵抗が大きくて
本音までなかなかたどりつかなかったり
気づいても、
まだ怒りの方がわーわー自己主張していて
するりと隠れたりします
そこでまた俯瞰します
おとなの私
が、
わーわーゴネてる子どもの私
を眺める感じです
ああ、この子はこんなに一生懸命怒ってるんやな
そして、その子の言い分をただただ聴きます
うんうん、うんうん、そうかそうか、と
批判も批評も挟まず、
なだめもせずアドバイスもせず
ずーっとずーっと
ただ寄り添って聴いていると
だんだんその子は
泣きそうになったり
泣き出したりしながら
ほんとはね、怒りたいんじゃないの
ほんとはね、こうしたかったの
と
ぽろりと打ち明けてくれます
それが本音です
その気持ちを、子どもの私と一緒に
そうやったんかーそうかそうかと
しっかりと感じます
私はそんなふうにして
過去の出来事から、その時の自分の本音に
気づいていく練習をして
『私が大切にしたいものデータベース』
を増やし
アップデートしていっています
そうすることで
出来事に反応して感情的になりそうな時
即、俯瞰して見る、ということができなくても
『私が大切にしたいものデータベース』
にアクセスして
自分が今どうしたいのか？？
を基準にして
反応を選択することができます
刺激と反応の間には選択の自由があるのです
もちろん、沸いてくる感情に良い悪いはないので
怒りも悲しみも不安も寂しさも
どれも全部感じていい
ただ、誰かとコミュニケーションをとる時
怒りを怒りのままぶつけるよりも
本当は、私、これを大切にしたかった
と
伝えることができたなら
世界はもっと優しくなれると
私は思っています
せかいはうつくしいね
怒りを差し出せば怒りが返ってくる
本音を差し出せば本音が返ってくる
これから世界を優しくするのではなくて
すでに世界は優しいことに気づく
そんな輪を広げたい
今日は
やさしいせかいのきづきかたについて
3期あこがやってみていることを記しました
いつもありがとうございます
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