女性の権利 | アクセス東京支部メンバーのブログ

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NPO法人アクセスの東京支部による活動の記録。アクセスの公式意見を書いている訳ではございません。

前に貧困を減らすために、人口を抑制する。


みたいな記事を書いたことがあったけど、


人口を減らす(過剰に増やさない)ためにはどんなことが効果的なんだろう。


現地で働いて、色々な話や考えを聞いて、僕の考え方もリフレッシュしたので書いてみる。



そもそも人口が多いと何が問題なん?



こちらはスモーキーマウンテン内のある家庭の様子。この家族で子どもが12人いるらしい。


$先生の卵まちゃのブログ


一日で150ペソ(300円)程の収入(食費、教育費、雑費など)をこの人数で分けなければいけないということ。


子どもが高校、大学へ行きたいって思ってても、収入が人数分だけ分散してしまったら、とても経済的に厳しいのが普通。


厳しい家計をやりくりするために、子どもも仕事(ごみ拾い)をしなければならないのがSMにおける事実。


でもSMで住民の話を聞いていると、


ほとんどのお母さんが、子どもにはきちんと学校に行ってもらいたいし、ごみ拾いでしんどい思いはさせたくないって思ってるみたい。


家族で子どもを増やし過ぎてしまうと、経済面でとても厳しくなってしまう。


衛生面でも問題が色々出てくるよね。



なのになんで人口が地域内で増え続けるのか?


その理由の一つが


女性の権利の欠如。


SMだけでなく、フィリピンの貧困地域全体で男性優位社会が構築されているみたい。


大切な収入源を稼いでくるのは男性だから、男性の心理としては女性よりも家庭の決定権が強いのは普通だ、みたいな考えが少なからずある様子。


あるお母さんは


「子どもの数は2人いれば十分だけど、男性は避妊なしのセックスを強要してくる」


みたいなことを言っていたこともありました。


家計を実際にやりくりするのはお母さんだけど、お父さんはその辺をあまり深くは考えないことが多い模様。


普段、お母さんたちは家族の食事、家事、子どもの将来のことを考えるので精一杯で、


更には、大切な収入を男性に勝手にお酒に使われたり、


時には男性から暴力を振るわれることもあるらしく、


貧困の最大の被害者でもある、という考えがあります。



なのでお母さんたち、女性の権利を守るために、


今、僕たちはSMのお母さんたちと一緒に「組織化」を行うわけです。


$先生の卵まちゃのブログ


お母さんたちの共通利害のために、


「組織」を作るということは、


精神的なより所となるだけではなく、


1人じゃ出来ないことをみんなで協力すれば可能に出来るということ。


この「組織化」という言葉が


うちらのNGOのキーワードであるわけなんですけどね。


女性の組織化が進んで、女性の権利が確立されて、女性の立場が向上すれば


結果として強要された妊娠を防ぐことができる、という考え。




かなりざっくーりとマニアックになってしまった。


また新たに考え直したら書いてみよう