地下水道 -12ページ目

地下水道

やくたいもないことばかり書きます。
こんなつまらない奴もいるんだと、思っていただけたら本望です。

ジョニーの「Creep」 何度も観ています。

この気持ち、うまく言えないのですが…

このプログラムを観られただけで、この人を好きになってよかったと心から思います。

ありがとう、ジョニー。


彼のスケート人生は、アイデンティティの戦いだったと思っています。

アスリートであるとか、アーティストであるとか、

男であるとか、女であるとか。

どの国に属しているとか、どんな思想、文化のもとにあるとか…


そういったあらゆる縛りから自由になり、たったひとつの存在として生きる。

自分であることを表現する。

スケートで、文化の壁を越える。

「僕が代表できるのは、ジョニー・ウィアーだけ。」

そう宣言するために辿った、茨の道でした。


動画主さまに感謝してお借りします。
幕張FaoI 「Creep」
https://www.youtube.com/watch?v=yvnpTcSQ8rA



美しい演技だと思います。

技術や表現、視覚的に美しいというよりも、もっと本質的な部分。

純白の、穢れのない清らかな美しさではなく、

愚かしさや醜さも含んだ、過ちの中からも大切なものを選びとってきた彼の、

彼だけが獲得したありのままの美しさ。気高さ。


ジョニーを観るたび思い出す、あれはマクベスの中の台詞だったか。

「きれいは汚い、汚いはきれい。さあ、闇と汚れの中を飛ぼう。」


I don't care if it hurts,

I want to have control,

I want a perfect body,

I want a perfect soul,

I want you to notice when I'm not around,

You're so fucking special,

I wish I was special.


それは、かつて”Creep”と呼ばれた彼の物語

誇れる者になりたいと、誰よりも強く願い続けた彼の、物語…



*オルタナティブロックを代表するバンド、RADIOHEAD

1992年発表のアルバム「PABLO HONEY」収録の「CREEP」より

歌詞の一部を引用致しました。



ここまでお読みくださり、ありがとうございました。