今年度の大学共通テストが始まった。
昨年度は息子が受験だったから、もう1年もたったのかと時の流れの速さを憂う。
共通テストは大学受験生にとって本当に鬼門だ。
以前は共通一次とかセンター試験なんてものがあったが、共テはそれらと比べ物にならぬほどキモイ試験であるw
試験内容について詳細は省くが、私立一般入試や国公立の個別試験(所謂2次)とは全く異なる対策が必要なため、準備にあてがう時間、日数の配分などにより結果が大いに左右されることになる。
共テ重視でいくか、個別試験に力点を置くか。
「両方マスター」が前提の一部難関国公立狙いの秀才以外は、このバランスを事前にある程度決めてかかる必要があると思う。あっちもこっちもなんて出来る訳がないからなwそれでも、その作戦が功を奏するか否かは蓋を開けて見るまでは判らないのだから、いかにも酷な話だ。
昔と大きく異なるのは、今や多くの私立大学が入試方式に共テを取り入れていることだろう。私大の共通テスト利用入試には、大きく分けて2つのパターンがある。
一つは、共通テストの結果だけで合否を判定するパターン。
もう一つは、共通テストだけでなく、大学独自の個別試験も併せて合否を決するパターン。
受験生にとってはどちらも一長一短だ。前者の方が楽は楽だが、それは皆同じように考えるのだから当然倍率が上がり狭き門となる。個別試験で得意科目をやっつけられる自信があるなら後者にメリットが出てくる。どちらの場合も、私大の共テ利用入試で課される科目数はそれほど多くない。ふつうは3教科か、多くても4教科だろう。
しかし、実のところ事はさらに複雑なのだ。これらに加えて「英語資格試験」が判定に使われるケースがある。
大学・学部によっても異なるが、共テの英語試験(一般にリーディング+リスニングが課される)の成績の代わりに、英語資格の保持を参照可能とする入試方式が用意されているのだ。
取得済みの英語資格を提示することにより、共テ英語試験の成績を8割とみなすとか、9割とみなすとか。それを勝手に換算してくれる。それで共テ英語試験を受けなくても良くなる場合もあるし、もし共テ英語試験も受けてるならその結果と上記「みなし結果」のどちらか高い方が自動的に採用されるという嬉しい副作用が付く場合もある。
もっとも、英語資格の取得が役に立つのは共テ入試だけではない。私大独自の一般入試の場合も、英語資格の提示により英語独自試験を受験せずに済む入試方式がある。英語資格試験には英検、IELTS、TEAPなどさまざま選択肢があるのだが、まぁたいていの受験生が取得するのは英検だろう。今日の私大入試では、おおむね英検「2級」以上を持っていると有利に働く。というか、最低でも2級は欲しいところだ。
実は国公立大学の個別試験でも、英語試験の代わりに英語資格を利用可能な例は増えている。現在の大学入試においては、まず何よりも英語資格を取得しておくことが成功のカギとなるのは間違いないだろう。共テであれ個別・一般試験であれ、そのテストはあくまで一発勝負でしかない。対して英語資格の取得は何度でも挑戦出来、すでに取得済みでもそのスコアが不満なら、何度でも受けなおせる。入念に準備が可能なのだ。それを利用しない手はない。まあ、金はかかるけどなw
ちなみに、これは俺が実際に解いてみた感覚だが、共テの英語というのは非常に手ごわいんだ。難易度が高いと言うより問題数が多すぎて吐き気がする感じ。それに比べたら英検2級の問題はきわめてフツーである。比べればゼッタイに英検の方が取り組みやすいと感じる。
実際、息子も英検2級を取ったうえで昨年入試に挑んだ。一度取得に失敗し、もう一度挑戦してやっと取れたんだが、それ利用して2大学で合格をもらうことが出来たからな、ちゃんと元は取れてるんだ。もともと英語があまりにも苦手な生徒だったんで、その辺時間をかけてちゃんと作戦を立て、段取り組んで本番に向かうことが戦を楽に運ばせた。こういう所はある程度親が経済的にも覚悟して仕向けていく必要があるんだと思う。
というわけで、なにか脈絡の無い内容となってしまったかも知れないが、今の大学入試は共通テストを中心としてさまざまな方式が絡み合い、非常に複雑でわかりにくいものとなっている。どの方式が自分に合っているか見極めるだけでもタイヘンなのだが、よく調べて可能な限り有利な道を見つけ出して欲しい。
共通テスト真っ只中の日に、来期以降に受験する人たちに向けてエールを送る。