最近、ブロ友さんたちの間で話題になっているのだが。
確かに広告ポップアップはウザいが、俺は主にPCでしかブログの読み書きをしないのと、一応技術者なのであれこれ裏ワザも使えるため正直そんなに困ってはいなかったりする。
でも確かにスマホとかでこれやられたら超絶ウザいんだろうなぁwというのは判る。
という訳で方々見渡してみると、なんだかいろいろと情報が錯綜している様子?
特に「広告ブロックは規約違反になるのか?」とかいう点で勘違いが多いようなので、ひとつここで書いてみたいと思う。
結論から言うと、ブログを読む側が広告をブロックしたところで、違反行為などには一切あたらない。
これ、前提として違反かどうかを語るのには、次の2つの文脈を考える必要がある。
1.ブログを書いている側が、自分のブログ記事において「広告が表示されないように」仕掛けを設ける
2.ブログを読んでいる側が、あらゆるブログ記事において「広告が表示されないように」仕掛けを設ける
この2つについて評価すると、
1は「無料ユーザー」がやると違反である。
2は誰がやっても違反にはならない。
今ブロ友さんの間で語られている広告ブロックは、明らかに2の文脈の方であろう。従って、そのためにどんな方法を用いたとしてもまったく違反にはならないので、安心してブロックしてしまって構わない。
問題は1の文脈だ。これは技術的に言うと、CSSという仕組みを利用する。
CSSとは Cascading Style Sheets の略で、Webページに表示されるパーツのデザインを一括して行うためのフレームワークである。これを用いると、例えばブログ内の文字装飾やブロックの囲み、表示位置などを好きにカスタマイズして、多彩なページデザインを表現出来る。アメブロではかつて無料ユーザーにもこのCSS編集の機能が提供されていたが、結構な昔の時点で「有料契約ユーザーのみ」に変更された。無料ユーザーは利用出来ない。
で、このCSS機能を用いると、記事内に広告が表示される箇所を、強制的に「非表示」に設定出来るという訳なのだ。自分のブログにおいて根源的に広告を非表示にするため、すべての読者は広告を目にしなくて済むということになる。つまり(そのブログの)読者側では、広告ブロックする必要が一切なくなる。
昔はこの機能を無料ユーザーでも利用出来たため、旧い情報としてネット上に残っているのだが、実際にこれを無料ユーザーがやったら明確に違反である。それはアメブロが広告表示と引き換えに無料ブログを機能として提供しているからだ。つまり「無料でブログを書いている側には、自分の意思で広告表示を止める権利はない」というだけのこと。
ただし、先に述べたとおり現在は「有料契約ユーザー」しかこの技術を利用出来なくなっているし、有料契約ならそもそも広告は表示されない仕様なのだから、この技術による広告ブロックの必要性も、無料ユーザーによる「違反」が成立する前提条件も既に消滅しており、情報としてはまったく意味を成さなくなっているのである。
にもかかわらず伝聞で広がって行くことにより、情報が錯綜するという訳だ。
結局のところ、この広告表示のしくみについてはまーまー複雑な裏側があり、一般ユーザーにとってはほとんどブラックボックスである。広告出す側は「そのことをあえて利用している」一面がある訳で、あくどいとは言え営利上の必然性までは否定できないだろう。
なので俺個人としては一応許容範囲とみなしているのだが、それでもこの広告の出し方がどれだけ効果的か?と言えば、「まったく効果がない」ように思う。現に俺自身、表示される広告は「100%まったく見ずに」closeしている。ただただ無意味な労力に過ぎない。
こんなものに金出しているスポンサー企業は、よっぽど消費者心理を解っていないか、単に広告会社に言いくるめられているだけの〇〇〇〇なんだろうなぁと、常々思っている。