自民党の自浄能力とか別にどうでもいい。支持率なんて簡単に回復するんだよ。

 

 

フリージャーナリストの浜田敬子氏は「35年前に派閥の弊害は言語化されていて、でもゾンビのように派閥は、何度も解消しようという議論はあったけれどもよみがえって、今日に至っている。ということを考えると、自民党に改革は無理だということですよね、分かったことは」と指摘した。

 この意見に田崎氏は「そう思われる方はいるでしょうね」としつつ、「ただ直近の共同通信の世論調査だと、内閣支持支持率が5ポイント回復。自民党の政党支持率は7ポイント増えている」と説明。浜田氏の「それは震災の影響が大きいと思う。岸田さんが現地行くとか、こういった震災が起きた時は、どちらかというと政権側の支持率が上がるのは、いつも起きること」には、田崎氏は「野党の支持率は減っているんですよ」と“反論”した。

 

いつも起きること。その通りだ。

 

災害でグチャグチャになると、「今はこんな時なんだから」「政府の言うとおりにしよう」「何とかしてくれるだろう」という話になる。

 

自動的に「政府への期待と信頼」が首をもたげてくる。

 

それは自然な流れなんだよ。自力ではどうしようも無いのだから、何かを頼りたくなるのが当たり前。そんな時、市民は無思慮に政権支持に傾くのさ。そりゃ支持率だって上がるだろw

 

いざ戦争になったらどうなるか、考えて見れば一目瞭然だよな?

 

どうせメディアから何から全部、大本営発表一色になってしまうんだから。政府の声しか聞こえなくなるんだから。そうなったら全体主義とか、もう関係ないぞ。自衛隊が憲法違反とか、もうどうでも良くなるぞ。この期に及んで自衛隊に逆らうヤツ、居ると思うか?w

 

なんだかんだ言って、世の中それでいいと思ってるヤツがほとんどなんだよ。普段はあれこれ政府に文句言ってても、いざ自分の手に負えない状況になるともうすっかりバンザイして、

 

「政府さま!なにとぞ良しなにお願いしますだ!」

 

ってなるわけ。ハンナ・アーレントの言うとおりだ。

 

そうやって、混乱の度にどさくさに紛れて国民は手なずけられて行くのさ。