ついにここまで来てしまったのか・・・と思うような話なのだが。

 

 

日大の宿敵で、2018年の「悪質タックル問題」で当事者になった関西学院大の小野宏ディレクターには危機感がうかがえた。「警察の捜査による最終結果が出ていない段階で、これほど歴史のある部を廃部とする決定をしたという報道に驚いている。関わっていない学生までもが連帯責任のようにして罰を受け、活躍の場を奪われることに強い疑問を感じる」と核心を突いた。 

 

本当にその通りだと感じる。様々問題はあるにせよ、その責任の在処は限られるはずではないのか。

 

廃部の方針が事実なら、これ以上大学のイメージを崩さないようにトカゲのしっぽ切りで手っ取り早く処理したいという思惑が滲み出ているような気がする。結局切り捨てられるのは学生ということだ。

 

日大が廃止しなければならないのはアメフト部ではなく、「危機管理学部」の方ではないだろうか?

 

だって、これほどの危機に際して何の役にも立ってないのだから。