方々から増税メガネだとかバカにされてるが、岸田が何もやってないと思ったら大間違いだぞ。

 

 

スタジオでは世論調査による岸田内閣の支持率を伝えた。読売新聞が34パーセント共同通信が32・3パーセント朝日新聞が29パーセントといずれも発足以来、過去最低だった

「岸田さん、やるべきことはちゃんとやってらっしゃるんです。我々が見ていれば分かるんですけど、それが国民に伝わっていないのは、官邸の演出力が弱い安倍(晋三)さんの時はそれはすごかったんです。メディアをどうやって利用するかっていうのをしょっちゅう考えている人たちが結構いて、でも岸田内閣ではそれがないんです」

 

これはスシローの言うとおりだ。安倍政権はJ-NSC総動員で「インスタ映え」を画策、「やってる感」をネット上にバラ舞いていた。わざとらしくバラエティ番組とかでタレントとおちゃらけて見せて、なんか知らん「親しみ易さ」とか「いいひと感」をアピール。おかげで「映え」しか見ない、「感」しか抱けないバカ国民が一斉に靡いて安倍マンセーとなった。

 

対して岸田はJ-NSCを使ってない。何でか知らんが、ヤフコメでも奴らのデマ・屁理屈・ウルトラ擁護パワーがまったく発揮されていない。テレビの画面にはやたらとマジな顔つきで「口をへの字」にする様子が映されるのみで、タレントと絡んで冗談の一つも言ってみるなんてこともまったく無い。

 

要するに、安倍は「如何に国民をだまくらかすか」に長けていたが、岸田は「如何に仕事をちゃんとやるか」しか無いから支持率が上がらないだけだ。実際、やるべきことかどうかは別にして、岸田がちゃんと仕事をしてるのは確かだ。何をやってるかと言えば、安倍とまったく同じことをやってる。

 

双方とも、一般に聞こえの良いことは言うが、実は一部の人間の話だけを重視し、決め事は出来るだけ国会を通さず、都合の悪いことにはあからさまに蓋をする。海外に行っちゃゴマすって札びらバラ撒き、米大統領には必ずデカいお土産を用意。岸田は「安倍よりも安倍的」と言われるとおり、あのクソみたいな安倍政治をきちんと踏襲して実践している優等生なのだ。

 

岸田は安倍の人気を、その仕事の成果だと勘違いしている。だから安倍のようにすれば支持されると思って必死に安倍的な仕事に邁進するのだが、実際のところ安倍を支持したバカ国民は、安倍の仕事を評価して支持したのでは無く、安倍に易々と騙されて支持していただけだ。

 

政権支持する・しないは国民次第だ。この国のバカ国民はすっかり安倍に騙されていたけれども、岸田には騙されていないので、安倍を支持しても岸田は支持しない。つまり岸田政権の支持率が上がらないのは岸田のせいではなく、バカ国民のせいである。

 

以上。