こんな小手先のテクニックでお茶を濁そうというのは、ジャニーズ事務所が未だに腹を据えてないことのあらわれだよ。

 

 

今後1年間は広告や番組などの出演料は全て所属タレントに支払い、芸能プロダクションとしての報酬は受け取らない 

 

ジャニーズ事務所がと言うより、「藤島ジュリーが」なのかな。100%株主として、会社の評価額を下げるよりは当面の収入をサゲておいて賄う方が得策という判断だろう。タレントをかこい続けることが出来なきゃ、結局儲けにもならないのだからな。

 

コメンテーターで慶大教授の中室牧子氏は「新体制が発表されてから1週間、まったく批判が鳴りやまないという状況なんだと思うんです。それは私はふたつ、理由があると思ってて」とし「亡くなったジャニー喜多川さんの性加害を事実認定しておきながら、その名前をそのまま使っているということ。ふたつめには同族経営の弊害があるといいながら、結局、前の社長が代表権のある取締役に残っている。これだと本質的なガバナンス改革が行われたとは、とても言えないのではないでしょうか」と指摘した。 

 

おっしゃるとおりだ。その2つの要素を維持し続けようという感覚がおかしい。間違いなく捨て去る覚悟が必要なのだが、未だにしがみ付く気満々のようだ。

 

続けて「そのことが今のような動きにつながっているわけですけれども、報酬の話っていうのは、重大なふたつの話から目を背けるためにやっているんじゃないかと思える

 

まさに「悪あがき」というのはこういうことだろう。先日の会見といい、何とか世の中の目を逸らそう、胡麻化そうという雰囲気が伝わってくる。藤島の頭に「諦め」という文字が浮かび上がるまでには、もう少し時間がかかりそうだ。