実際に「人類史上最悪」だったのかどうかは別としても。

 

 

要はこんな感じの国wって事だけは確かだ。もう数十年も見て見ぬフリをしてきたんだ。そこに実態が有るというのに、決して認めようとはしない。この期に及んでも、もう死んでるんだから~とか言ってなんとか誤魔化そうとする。国連作業部会はその点を糾弾したのだ。この国は国家として、常にこういった振る舞いに終始しているではないか。

 

だから従軍慰安婦の件だって、「狭義の強制性はなかった」「確認できなかった」とかいうテキトーな言い訳で済ませられると思ってる奴がマジでわんさか居る。もう昔の事だからとか言ってやり過ごそうとする。都合の悪いことは見ないように、無かったことにするという点で、これらの問題の根っこは同じだ。元々「性的搾取」に対する問題意識の薄い国であり、これこそがその証拠なのである。

 

一方でキノコ雲が騒ぎになっているようだが、それだって結局、犯られた側は「一生」だが、犯った側は「一瞬」で忘れるという普遍的なセオリーのうちにある。被害者の思いに想像力すらおぼつかない無神経さは加害側の大いなる罪だが、意図的に「見て見ぬフリ」する社会の醜悪さには遠く及ばぬ。

 

今回の件も、もし外圧が無ければ単に黙殺されて時代の波間に葬り去られていただろう。我々の国、我々の社会には、人々が簡単には振り払うことの出来ない、強大な「認めない力」が働いていることを思い知るべきだ。