「反省の色が見えない」などと言ったところで法相の発言は失言ではなく心からの本音であり、元々反省しなければならない要素など本人に無いのだからどうしようもないだろう。

 

 

葉梨氏は一時、発言の撤回を拒んだため、批判はさらに拡大した。野党各党は辞任や更迭を求めている。 

 

「職務を軽んじている印象を与える発言であるとの報道がある。おわび申し上げるとともに撤回する」

 

10日の参院法務委員会の冒頭、葉梨氏はこう陳謝し、前夜の発言を撤回した。

 

いつも思うのだが、「発言を撤回でんでん」の話は茶番でしか無い。撤回したからといって本音が消えるわけでは無いし、撤回すれば周りに許してもらえるわけでもない。そんなモノを「する・しない」ですったもんだするような奴らは総じてアホと断じていい。

 

もっとも、葉梨氏は問題となった発言のうち、「法務省は票とお金に縁がない」とした部分の撤回は拒んだ。葉梨氏は参院法務委で、「政治資金を集めづらい」という趣旨だと説明。「(法務省以外で)企業とのお付き合いがある役所は、たくさんある」とも記者団に語った。 

 

政治家にとって「国民の命の重さなど眼中に無い」のは明らかだが、政権窮地の状況ではインスタ映えの都合上その態度にクレームが付くのも当然で、撤回という面目だけの対応をせざるを得なくなるのも仕方がなかったのだろう。

 

だが、「政治家の眼中には票と金しか無い」というもう一つの明白な真実については頑なに撤回を拒んでいるのだから、ある意味この法相は政治家の中でも正直な人の部類だと言っていい。

 

そもそも「撤回」なんてものは、国民を手懐けようと必死になっている政治家が、本音を隠すために繰り出すおまじないでしか無いのだから、それを安易にやってのける者の方が実は政治家として悪徳なのだよ。

 

この法相は、朝から死刑のハンコを押して、統一教会と抱き合いながら「如何に誤魔化すか?」にアタマを捻るのが自分の役割だと、そのおかげで顔がテレビにも映るようになったのだと言っているんだ。

 

自らの職業の実態をしっかり説明出来ているではないか。

 

(追記)

・・・と言ってたそばから全て撤回だってよw

 

 

「他の会合でも複数回発言した。不愉快な思いをさせ、おわびする。全ての発言を撤回する」と述べた。 

 

葉梨氏は「法相になってもお金は集まらない。なかなか票も取れない」との発言についても撤回した。

 

やれやれ。村上と同じでいくらツッパってても、結局悪徳自民党の圧力には屈するんだな。

 

ショボいヤツ。