自民党というクズ政党を擁護したいあまりに問題領域を都合良く広げたり狭めたりする狡猾さが「生粋のアホ」をあぶり出す。一生懸命なヤツほど余計にアホになるという現象が多数発生中。

 

 

焦点にするのは賛成なのだが、もしやるなら他の宗教団体についても取り上げなければいけない。山上容疑者の母親が教会に1億円のお布施を払ったのがダメなのなら1000万でもダメなのか。100万ならいいのか。そもそもお布施の額を政治家や他人が決めていいのか。

 

「宗教」の問題などではなく「反社」の問題なのだと、何度言えば判るのだろう?

 

お布施の「金額」が問題なのではなく「買わなければ地獄に落ちるぞ」という脅しが問題なのだと、何度言えば判るのだろう?

 

「奥歯ガタガタ言わせたろか?」

「東京湾に沈めたろか?」

 

↑こうやって脅し取った金がたったの1円だったとしたら、それは犯罪では無いとでも言うのかね?

 

「焦点にするのは賛成」などと言って、わざわざ「金額だけ」に焦点を当ててみせる狡猾さ。

 

そこに「脅し取り」が介在しているという重大な要点はあからさまにスルーして、統一教会も他の宗教と同じような団体の一つに過ぎないという印象に導こうとする。

 

その「反社性」を、可能な限り薄めて見せようとする目的は、あろうことか、ただただ苦境に立たされている自民党を擁護したいだけなのだ。コイツに統一教会による被害者の姿は見えていない。コイツにとっての被害者は「安倍」だけであり、ひいては「自民党」なのだ。

 

安倍政権の台頭ですっかり調子に乗って以来、コイツらは皆こんな感じになってしまった。

 

すり替え・はぐらかし・すっとぼけ・開き直り・責任転嫁。論理矛盾など、何のその。安倍・自民のためなら、とにかく言い張ればすべて通るものと思ってる。

 

困ったことに、基本的に頭の悪い連中には論理というものが通じないので、たとえ正論で説得してもなかなか負けを認めない。もうウンザリするぐらいに強い。

 

かと言って放っておけば、こんな風にアホな理屈を恥ずかしげも無く記事にして垂れ流しちゃったりする。そして、同じようにアホな連中を仲間として惹きつけて互いに鼓舞し合うという、不毛な悪循環を繰り返すのだ。

 

とにかく、

 

「そんなこと言ったら、○○も一緒だよね?そっちは良くて、何でこっちはダメなの?」

 

みたいなこと言い出すヤツが居たら、間違いなくコイツらの仲間・同類だと思っていい。クソミソ一緒にすれば切り抜けられると思ってる時点で完全に一緒だ。

もちろん先日の古市も同じ部類。

 

しかしまぁ、「社会が踏み絵を迫っているようで気持ち悪い」なんて主張には、何やら切実な涙ぐましさを感じないでもない。

 

安倍と統一教会の繋がりへの批判が大きくなるに連れ、彼らは「殺人犯を支持するのか!」「テロの言いなりになるのか!」などと、「それ」と「これ」とは全く異なる「倫理観」のようなものをわざわざ持ち出して、まるで「踏み絵」のように突きつけて来たりもしていたのだが、この期に及んだら逆に「踏み絵が気持ち悪い!」とか自分で言い出しちゃうものだから、もはやパニック状態にでも陥っているのではなかろうか?と、余計な心配もせざるを得ない状況なのだ。

 

もっとも、現時点で「こっち側」の多数派に言わせれば、気持ち悪いのは「ふみえ」ではなく、圧倒的に「ふみお」の方なのだが。