私は大学教員でそれなりに論文もあるが、日本学術会議の会員には絶対に選ばれない自信がある。
ああそうかよ、わかったわかったw そりゃ立派なもんだね。
もちろん「学術会議ダメダメ~」みたいな議論も有るには有るんだろうから、それはそれで一生懸命やったらいいだろう。まぁ頑張れよ!
だがな、その前に政府に対して「任命拒否の理由をきちんと説明」するように言え。
適当に誤魔化して、目を逸らして、国民をなだめすかして幕を引くような、まるで中国政府みたいなマネをするのは絶対にヤメロとハッキリ言ってやれよ。政府の挙動がテメーに都合の良いものだからってあえて指摘せずにやり過ごすつもりなら、どんだけもっともらしく御託を並べたところで絶対に「正論」などにはならないと肝に銘じろ。
産経は8日の社説で初めて政府の説明責任に(たった3行で)触れたが、全般的に「そもそも学術会議の方に問題」という論調が強すぎる。それを政府の説明が無いことよりも前に押し出して語るから話がおかしくなるんだよ。クソミソ一緒どころか、ミソよりクソを持ち上げ過ぎ。野党から「学問の自由」を突き付けられたからって反応し過ぎてんじゃねーよ。頭に血が上って問題のポイントを完全に外してるだろ?そんなんだから「論点のすり替えに躍起」だとか揶揄されるんだよ。
言うまでもなく、この問題は野党の主張する「学問の自由の侵害」などに直結するものではない。多少の影響は有るかも知れないが、真っ先に危惧されるようなものでもない・・・って言うかさ、逆に今いちいち反論して打ち消しとかなきゃ困るような主張でも無いだろこれ?何釣られてんだよ!
本をただせば所詮「6人を任命拒否、何故?」の騒ぎに過ぎなかったはずだ。初めからきちんとした説明があればそれで終わったはずだ。説明が無いから真意が不明なのであって、様々な憶測は憶測でしかないわけだから、中には「学問の自由への挑戦だ!」なんて的外れな批判が出て来たっておかしくはない。そもそも政府が国民から見て意味のわからない事をやっているという、その姿勢自体がダメなワケだ。一向に説明しようとしない政府の姿勢はもちろん批判されて当然で、世論としてはどんな立場からであれ政府に説明を促す動きになっていくのが自然というものだ。
ところが、ナンでもカンでも政府のやり方に追従して擁護するようなヤツらがさ、急にデカい声でガナリ始めて、あれよあれよと言う間に「学術会議の方に問題が有る」とかイチャモン付ける流れになった。
おいおい、なんだよ?学術会議ってモノ自体がそんなに問題アリのトピックなら、なんでオマエら今まで黙ってスルーして来たんだよ?思想の偏りとか予算の使われ方とか、大々的に問題提起してるヤツなんて今の今までどこにも居なかったじゃないかよ!
なのにコイツら、「実はずーっと前から問題視してました!」「俺も!」「俺も!」みたいな顔してウジャウジャ出て来やがる。政府の任命拒否という「犬笛」一発でいっせいにワンワン吠え出すって、オマエらどんだけ判りやすい飼われ方してんだよ?政府がまともに説明も出来ない状況を掻き消して窮地を救ってるつもりにでもなってるのかい?説明も受けぬままワケの解らない行為を問答無用で擁護するって、実際どこまで行ってもオマエらアタマ使う気なんかまるで無いってことだよな?ホント恥ずかしいヤツらだよね。良くもまぁいつもいつもそんなアホみたいな飼い犬で居られるもんだわ!
大体において政府は任命拒否の理由を一切明らかにしてないのだから、そこから「学問の自由」だの「思想の偏り」だの「学術会議の存在意義」だのと勝手に問題の裾野を広げてガタガタ騒ぐのは完全に「場外乱闘」じゃん?元々リングの上に乗っているのは「説明する」「しない」の2選手だけなんだぜ?それ以上でもそれ以下でも無いんだよ。主役をすっかり無視してオマエら一体何やってんの?「説明が無い」以外の問題についてそんなにヤリ合いたいんだったら、場外乱闘なんかじゃ無く「別のリング」に移って試合開始のゴングを鳴らすところから始めるべきだろうよ?
学術会議の有り様に文句が有るんだったら、そういう議論の場で堂々と主張すればいいさ。だがそれはそれとして、今回は最初から問題の核心が「説明しない政府」に有るのは間違い無いんだ。その事実を堂々と指摘しろよ。明らかに「説明責任」を負っているはずの政府の不作為なんだよ。それを忘れるな、誤魔化すな、逃げるな、矮小化するな!国民への丁寧な説明をおざなりにするような政府の振る舞いは、学問の自由とか軍事研究の是非などといった副次的な問題ではなく、民主主義国家の第一原理「主権在民」を棄損する根源的問題だということをまずはしっかりと理解するところから始めろ。
安保法制然り、森友公文書改ざん問題然り、黒川検事長定年延長問題然り、およそ明快な結論を見ずに政府の逃げ切りで幕引きとなった事態の全ては、そもそも「説明しない政府」に対してマスコミ・国民が毅然とした態度でNo!を突き付けないことに原因がある。我々日本国民は今度こそ「説明しない政府」を絶対に許容してはならない。政府の言動には常に注意を払う必要が有るし、政権の監視という役割を持つマスコミは特に許容しない姿勢を明確にすべきだ。「個別の人事に関してはコメントを控える」なんて政府の言い分には正当な根拠など全く無く、そう言われてそそくさと引き下がるようなマスコミは何ら仕事をしていないことになる。オマエらちゃんと働けってんだよ!
国民には政府に説明を求める権利が有り、政府には国民に説明する義務が有る。「政治の説明責任」というのはそういうことだ。「国民に説明出来ないようなことを政府はやってはいけない」 ― これは国家として民主主義を成立させ、運用して行く上で最低限必要となる「機能」なんだよ。我々が「説明しない政府」を許せば国家はその機能を失う。政府は国民の知らないところで何をやっても平気だという態度を身に纏うようになる。そのような国家がどんな姿をしているか、周りを見渡せばいくらでも見つかるだろう?日本がそうした国々と似た姿になるのを本気で憂うのなら、「説明しない政府」を決して受け入れないことだ。右か左かなんてどうでもいい。「右(左)寄りの政府は説明しなくても許される」なんてことはあり得ないんだよ。右寄りの政府を応援してるから説明が無くても擁護するとか、左寄りで反政府の立場だから説明よりも撤回を求めるなんてのはどちらも妄信馬鹿の行為でしかない。政府への攻撃・応援という極めて矮小な場外で乱闘してるヤツらは、今すぐ反省して問題の核心を見据えろ。
