20年前のフジテレビ「大奥」を観ていた世代です。
昨年、NHKの「大奥」に「おっいいね」と思った時、
思い出すのは20年前の松下由樹さんの春日局。
豪華な衣装と、どろっどろの人間関係だったということは
大雑把に懐古できるのですが、
どうしてももう一度観たくなりYouTubeで探して観直しました。
TVerで昨年末から放映していた過去の「大奥」も完全制覇。
意地悪さんと純粋無垢なお姫さまとの対比は、
当時のドラマにももちろんあからさまにあるのですが、
それは時代の奥深い何かに繋がっていてそうしなくてはいけない
悲哀の様なものを今から20歳若かったわたしでも感じていたのですが、
先日始まった「大奥」にもそんな背景がこれから描かれるのでしょうか?
なんだかもう形相からしてただただ意地悪な御年寄とその取巻き、
そして、ただただ汚れなさすぎで真っ直ぐなお姫さまとその侍女さま
そもそも史実は明らかだし、
最後は帳尻が合うはずだとわかっているけど
「えっ、ここまでやっちゃうしやられちゃうの?」と
見ていられないほど辛く感じるのだけど、
ただ単にわたしが歳取っただけ?
まだ初回だしね、
これからの展開に期待してます。