2024年3月発売、歴史系の選書・シリーズ | 歴史ニュース総合案内

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発掘も歴史政治も歴史作品も

 ミネルヴァ書房日本評伝選

 樋口健太郎『藤原頼長・師長――よく王事を勤め以て我が恩に報いよ』 (敗死した悪左府と太政大臣に復権した息子の藤原師長)

 

 吉川弘文館歴史文化ライブラリー

 成田千尋『世界史のなかの沖縄返還

 塚本明『伊勢参宮文化と街道の人びと――ケガレ意識と不埒者の江戸時代』

 村瀬信一『名言・失言の近現代史 上 1868―1945』

 

 講談社選書メチエ

 木庭顕『ポスト戦後日本の知的状況』 (クリティーク再建のために近現代思想史)

 森一郎『快読 ニーチェ“ツァラトゥストラはこう言った”』

 

 新潮選書

 大木毅『決断の太平洋戦争史――“指揮統帥文化”からみた軍人たち』 (将官列伝)

 

 角川選書

 御子柴善之『カント 実践理性批判』 (義務論から読む)

 

 筑摩選書

 西尾幹二『日本と西欧の五〇〇年史』

 長山靖生『SF少女マンガ全史――昭和黄金期を中心に』

 

 NHKブックス

 出口顕『声と文字の人類学』 (文字記録の不完全性)

 

 明石書店エリアスタディーズ

 薩摩秀登、阿部賢一編著『チェコを知るための60章』

 

 岩波文庫

 『嘉村磯多集』 (山口県仁保生まれ 1897~1933 『業苦』の文学)

 ラス・カサス『インディアスの破壊をめぐる賠償義務論――十二の疑問に答える』 (最晩年の論作)

 ゲルツェン『ロシアの革命思想――その歴史的展開』 (1812~70 「最初の亡命者」)

 

 平凡社ライブラリー

 越智敏之『増補 魚で始まる世界史――ニシンとタラとヨーロッパ』 (魚食中心の欧州人)

 クラウス・リーゼンフーバー『中世哲学の射程――ラテン教父からフィチーノまで』 (1938~2022 上智大学で長く教えた)

 

 光文社古典新訳文庫

 佐々木和歌子訳『清少納言 枕草子』

 

 立東舎乙女の本棚

 太宰治『猿ヶ島』