アカペラを録音する時やアレンジ、耳コピ(採譜)をする際に欠かせないのが、ヘッドフォンです。
耳コピの場合には、原曲を正確に聴き取り、和音やリズム、細かいニュアンスまで把握することが大切です。
アレンジをする際も原曲のギター、ピアノ、ベースラインを聞き分けることでより精度のよいアレンジに仕上がります。
このとき、使用するヘッドフォンによって、音の聞き取りやすさが変わってきます。
1万円以下の一般的なリスニング用ヘッドフォンでは、音がこもって聴こえたり、音が分離して聞こえないため、
各パートが聞きにくかったりします。
できればもう少し予算を上げて、2万円前後の「モニターヘッドフォン」を選ぶことをおすすめします。
モニターヘッドフォンは録音スタジオでも使われるプロ仕様の機材で、音のバランスがフラットに再現されるため、
ボーカルや楽器の細部を正確に聴き取ることができます。
おすすめのモデルとしては、以下の3つです。
レビュー等みて、是非お試しください。
SONY MDR-M1ST
日本のレコーディングスタジオで長年使われ続けている業界標準のモニターヘッドフォンMDR-CD900STの後継機です。
フラットな音で、低音から高音まで忠実に再現しています。そのため、耳コピやアレンジ作業に最適です。
audio-technica ATH-M50x
プロからアマチュアまで幅広く支持される定番モニターヘッドフォンです。
低音から高音までバランスよく再生でき、特に中低域の厚みと解像度の高さが魅力です。
長時間の使用でも疲れにくい装着感と、頑丈な作りも特徴です。
耳コピやアレンジ作業だけでなく、普段の音楽鑑賞にも十分対応できる万能モデルです。
Roland RH-300
スタジオモニター用途に設計された高性能ヘッドフォンです。
音の輪郭がはっきりしており、特に中高域の解像度に優れているため、ボーカルやコーラスの聴き取りに最適です。
低音も過度に強調されず、フラットで自然な響きが得られるのが特徴です。
装着感も良く、長時間の作業でも疲れにくいので、耳コピやアレンジ作業に向いた信頼性の高いモデルです。