アカペラアレンジに音楽理論は必要か?
結論から言うと必要です。
ただし、初心者の場合は全てを学ぶ必要はなく、初歩的なことのみでいいと思います。
よくアカペラアレンジにおいて、音楽理論は不要と書かれている記事もありますが、それは疑問に思うこともあります。
音楽理論不要と言いながら、記事の中で音楽理論用語を用いて解説しているのです(もしかしたら音楽理論の定義が私と認識が異なっているのかもしれません)。
初心者に必要なのは、以下の3つです。
- ・「コードの知識(ルート、コードトーン)」
- ・「コーラスの役割」
- ・「ベースの役割」
この3つを押さえておけば問題ありません。
それぞれ、アカペラパーフェクトブックシリーズで解説していますのでご参考ください。
そして、音楽理論で挫折しやすいのは、コードの「度」です。
「3度」「5度」とよく耳にする方も多いでしょう。
これらは、音楽理論の中でも特に重要とされる用語で、アカペラアレンジをする上でも重要です。
「度」を意識することで、綺麗なハモり、声部の少ないアレンジができるなど、幅が広がります。
ある程度アレンジをこなしてから(4、5曲ほど)、挑戦することをお勧めします。
「度」について学びたい方は、アカペラパーフェクトブックシリーズを読んでみてください。アカペラの練習方法、アレンジ(楽譜作成)、ボイパ方法など、アカペラを行う上で必要な情報が網羅されており、初心者向けのアカペラ楽譜も収載しています。