楽器とアカペラのベースとの違い | アカペラ楽譜作成(アレンジ)、練習方法上達ブログ

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今回はベースを書くために重要なことを述べたいと思います。

 

みなさんの中にはバンドスコアを参考にしながら、アカペラ楽譜を書くという人も多いと思います。その際、バンドスコアのベースをそのまま書くことが多いでしょう。当たり前かも知れませんが、楽器のベースとアカペラのベースでは多いな違いがあるのです。

それは、

 

実際に歌っているアカペラのベースというのは楽器のベースよりオクターブ高い

 

 

ということです。

 


ベースはアカペラも楽器も同じへ音記号で書かれてますが、アカペラのベースよりも楽器のベースのほうがオクターブ低いのです。すなわち、バンドスコアに書いてある表記よりも楽器のベースはオクターブ低いということになりますね。なので、アカペラ楽譜をバンドスコアの通りに書いたとしても、実際よりオクターブ高く歌っていることになります。

アカペラのベースがオクターブ高いためにコーラスと音がぶつかってしまう可能性があります。

そうならないためにも、コーラスにぶつからないように、アカペラの楽譜のベースラインを変えてあげる必要性がでてきます。

また、オクターブも楽器のベースと違うのですから、「このベースラインがかっこいい!!」とおもって、そのままアカペラの楽譜に取り入れても、アカペラベースのほうがオクターブ高いため、ダサくなってしまうかもしれません。その点も気をつけましょう。