今回はベースを書くために重要なことを述べたいと思います。
みなさんの中にはバンドスコアを参考にしながら、アカペラ楽譜を書くという人も多いと思います。その際、バンドスコアのベースをそのまま書くことが多いでしょう。当たり前かも知れませんが、楽器のベースとアカペラのベースでは多いな違いがあるのです。
それは、
実際に歌っているアカペラのベースというのは楽器のベースよりオクターブ高い
ということです。
ベースはアカペラも楽器も同じへ音記号で書かれてますが、アカペラのベースよりも楽器のベースのほうがオクターブ低いのです。すなわち、バンドスコアに書いてある表記よりも楽器のベースはオクターブ低いということになりますね。なので、アカペラ楽譜をバンドスコアの通りに書いたとしても、実際よりオクターブ高く歌っていることになります。
アカペラのベースがオクターブ高いためにコーラスと音がぶつかってしまう可能性があります。
そうならないためにも、コーラスにぶつからないように、アカペラの楽譜のベースラインを変えてあげる必要性がでてきます。
また、オクターブも楽器のベースと違うのですから、「このベースラインがかっこいい!!」とおもって、そのままアカペラの楽譜に取り入れても、アカペラベースのほうがオクターブ高いため、ダサくなってしまうかもしれません。その点も気をつけましょう。