アカペラアレンジを始めるために必要な知識 | アカペラ楽譜作成(アレンジ)、練習方法上達ブログ

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アカペラパーフェクトブックの著者です。ハモネプやアカペラの上達方法、楽譜アレンジ方法をまとめたブログです。

まず、アカペラアレンジに必要な基礎知識を身につけることが大切です。アカペラとは、楽器なしで歌のみで構成された音楽スタイルで、一般的に以下のパートで構成されます。

  • リード: メインボーカル
  • コーラス: ハーモニーを作り出すパート(通常3人)
  • ベース: 音楽の基盤を提供する役割
  • ボイパ: ドラムのような音を作る役割

 

  コーラスとベースの役割

  • ベース: 楽器のベースと同じく、音楽の低音部を担当します。
  • コーラス: 各パートの音を混ぜ合わせてハーモニーを形成します。

 

  ハーモニーとは?

ハーモニーは和音とも呼ばれ、複数の音を同時に鳴らして作る音の組み合わせです。例えば、「ド・ミ・ソ」は一つの和音です。一方で「ド・ミ♭・ソ」は別の和音で、雰囲気が異なります。

 

  和音の体感

まず、以下の和音を弾いてみましょう:

  • 「ド・ミ・ソ」: 明るい印象
  • 「ド・ミ♭・ソ」: 暗い印象

これらの和音にはそれぞれ名前があります。「ド・ミ・ソ」はC(シー)、そして「ド・ミ♭・ソ」はCm(シーマイナー)です。これらの名前を「コード」と呼びます。コードによって音楽の雰囲気が決まります。例えば、Cは明るい雰囲気を、Cmは暗い雰囲気を持ちます。

コードにはたくさんの種類があり、それぞれに特有の雰囲気があります。Cm7やC7などもその一例です。アカペラアレンジを深く理解するためには、コードの知識が欠かせません。まずはこれらを体感しながらコードを学んでいきましょう。

 

コードについてはアカペラパーフェクトブックシリーズで解説していますので、是非読んでみてください。