さあ、いよいよ入浴です
先輩「今日は初日だから一通り流れを見ててね」
私「はい!」
A.さんの入浴は滞りなく終了。
先輩「次はN田さんね」
私「どうかしました?」
先輩の真剣な表情に思わず問いかける私。
先輩「入浴拒否があるのよね〜💦今日はなんて言って口説こうかな〜って」
なるほど!!
先輩「たま〜にストレートに誘ってひょっこり来てくれることがあるから、まずはストレートに誘ってみるね」
先輩「N田さん、お風呂の用意ができましたよ」
N田さん「ええ!?お風呂?いいわよ〜、昨日入ったし」(←いえ、入ってません💦)
先輩「今日のお風呂は温泉の素が入ってますよ♪温泉気分でどうぞ」
N田さん「いや、いいわ。昼間からお風呂なんて。めんどくさいから今日はやめとく」
と、おもむろに立ち上がりトイレに…
ん?逃げた?
先輩「…くっ、ダメか〜ちょっと5分くらいインターバルを置くわ」
ー5分後ー
先輩「N田さん、ちょっと困っていることがあるんだけど…」
N田さん「なによ?どうしたの?言ってごらんなさいよ」
先輩「体重計が壊れちゃったみたいで。直したんだけどちゃんと直ってるかどうすればわかるかな?」
N田さん「そんなの乗ってみればいいじゃない。ほら、私が乗ってあげるから。体重計はどこ?」
そのまま体重計がある脱衣所へ。
先輩「服の重さも入っちゃうから服は脱がないとかな?」
N田さん「そりゃそうよ!ちょっと待ってなさい」
スルスルご自分で服を脱いでいきます
先輩「50.1かな。N田さん、ありがとう!!
お礼に、良かったらお風呂どうぞ♪
ちょうど良いお湯加減ですよ」
N田さん「あら、沸いてるの?いい匂いね〜」
先輩「温泉の素が入ってるんです♪」
N田さん「温泉!?じゃあ入ろうかしら」
と、そのまま浴室へ
N田さん「気持ちいいわ〜❤︎.*ありがとう」
面倒みがよくて世話好きで、困っている人を見るとほおっておけないN田さん。
相談事を持ちかけて、そのお礼として入浴をおすすめしたらすんなり入ってくれました♪
N田さん、ありがとう❤︎.*
困っていることがないか、いつも気にかけてくれる優しいN田さんが大好きです