母に認知症の中核症状があれこれ見え始めていたものの『母にはよくあるいつものこと』と華麗にスルーしていました。
完全に言い訳ですが、その頃の私はお仕事ジプシー真っ只中😂
毎日、自分のことで精一杯で余裕がなく、コロナ禍に突入したこともあって実家のことは完全に放置。
父も私に余裕がないことを知ってか知らずか「こんなご時世だし落ち着いたら来ればいいよ」と言ってくれていたので、その言葉に甘えて自分のことに集中してました。
それまでは月一で食事会をしたり、会えない時は電話で近況報告したりと頻繁に連絡をとってきたのですが、ここ2年はそれが完全に無くなっていました。
たまに電話をしても、それまでは必ず両親交互に電話口に出ていたのが、父とだけしか話さないことが増え、おかしいなと思いつつ父の「今風呂に入ってるよ」とか「トイレに」とか「もう寝たよ」の説明に無理に納得していました。
ですが、その間に確実に母の認知症は進んでいたのです。