おっぱいサミット行って来た！

11月3日は、「イイお産の日」だそーです。

そんな今日、表参道にある東京ウィメンズプラザで

『全日本おっぱいサミット』

が開催されました！

～あなたの知らない❝おっぱい❞の世界～

「おっぱいサミット」だなんて、なんてすばらしいネーミング！

おっぱい番長、気になる気になる

このイベントは、美容家　アンチエイジング＆美肌研究家の白河三來さんにご紹介いただき行くことができました♪

（三來さん美人！美魔女！！）

三來さん、会が終わってソッコーでブログ上がってたから、その発信のスピードにビックリしたぁ～＼(◎o◎)／！私も見習わなきゃ・・・。三來さんのブログこちら☆

↓

★コレが名物、授乳ショー♪

このイベントは、

★ジャーナリスト・津田大介さん

★写真家・伴田良輔さん

★産婦人科医・村上麻里さん

★進行役：フリーライター・今一生さん

のトークショー。

内容は、

「授乳中のママ＆赤ちゃんと世の中の現状について」（私が捉えた全体の印象でいうと）でした。

私はまだ授乳をしたことがないので縁遠かった話。しかし、すごく大事な話でした。これを知らずに生きてきたことは、世の中に対して冷たかったな、とさえ思いました。

授乳とは赤ちゃんがお母さんのおっぱいを飲むこと。

授乳とは赤ちゃんの食事の時間。

誰でも生きて行くために、成長するために食事をしますね？

食事は栄養を取るためでもあるけど、コミュニケーションを取るためのツールでもあったり、疲れを癒す行為でもあったり、楽しみだったりリラックスできる時間だったり・・・

私達にとって得られるメリットや目的がたくさん。そしてそれは赤ちゃんにとっても同じこと。

なのに、世間では授乳に対する理解や関心が低すぎる。

この記事が出て、この投稿をした方はかなり批判を浴びてしまったそうです。でもこのように感じている人もけっこういるからこそ新聞記事になったんだと思います。

「公共の場での授乳が許せるのはどこまで？」

というアンケートで、

❝隠されていればOK❞が8割。

このグラフのオレンジが人前での授乳完全NGを表しており、それは1割ほどなので少なく見えますが、100人いたら10人は人前での授乳を許さないということですよね。

それって、

赤ちゃんの権利を奪っている！！

津田大介さんが

「赤ちゃんが授乳されるのも人権」

とおっしゃって、「確かにそうだ

」と思いました。

誰だって、赤ちゃんだった。

誰だって、ミルクを飲ませてもらってきたから成長できた。大人になれた。

誰だって通ってきた道なのに、

こんなにも授乳に対して興味関心が低く、時に冷酷な世の中。

自然の摂理なんだから、本来おっぱいは堂々とあげたっていいと思います。しかし、もし下の写真のようにそのシチュエーションを目の当たりにしたら、ちょっと目のやり場に困るという人が多いのも事実でしょう。男性は「僕、見てませんから

」とそっぽを向かざるを得ないかもしれないし、女性でも「なんとなく、見たら悪いかな

」と思う人が多いそうです。

（海外の写真ですが、電車の中でおっぱいをあげているシーン）

あと、不妊治療中の女性で、（子どもを授からない自分に劣等感を感じてしまい）そのシーンを見るのもつらい、という意見もあると言っていました。

ということで、外出時、お母さんは授乳場所を探さなくてはならないのです。

それが、なかなか無いんだって！

（「わー、ひどい！」と会場から声が。）

これもひどい話ですが、この駅員さんが子供がいない方だったり、いても子育てに関心がなかったりすると気付けないというのも大きな要因ですよね。

では聞きます

あなたがサンドウィッチやおにぎりを買って、

「これを食べられるベンチとか休憩所はどこかにありませんか？」

と聞いた人に、トイレを案内されたらどう思いますか？

授乳は赤ちゃんの食事！！！

あなたはトイレで食事するんですかーーー！？！？って話！

これを知って、本当に心が切なくなりました。

だけど、世の中には授乳室という設備が整ってはいないのが現状だそうです。授乳室を探せるアプリも今はあるようですが、そもそも数が少ないのと、アプリ情報に沿って行っても掲載内容と違っていて不便をする、なんてこともザラなんだとか。

なんて涙ぐましい現実・・・

私はまだ未経験者なので今まで授乳ママの苦労についてなんてちっとも意識したことも考えようとしたこともありませんでした。

なんか、すごく冷たいことをしていたとさえ思いました。

この場合は知らぬが仏という言葉は当てはまらない。

無関心は冷たいよ。

「こんな世の中だから、乳飲み子を抱えての外出は大変！事前に色々調べてからじゃなきゃ出かけられない！」という意見が多く、それは辛いし面倒なので、出かけること自体をあきらめちゃう人も多い。

お母さんの楽しみを奪っている！！

津田大介さんが

「男性がこの問題に気付いていかないと制度が変わらない。子育てを社会全体でしていくインフラが必要」

とおっしゃってて、本当にその重要性を感じました。

今日のイベントの参加者は男性が少しいましたがほとんどが女性。こういう話こそ、男性が聞くべきだ！！と話を聞きながらずっと感じていました。知り合いの男性達を根こそぎ首根っこ掴んで連れていけばよかった！！

話は変わって、授乳は赤ちゃんの成長のために必要不可欠なことですが、母体への苦労はかなり大変みたいです。

↓

これを見て、

「えぇ～～！！つらいー！！こんなことが起きるのか―！」

と未経験な私は妊娠がちょっと怖くなりました。。

が、産婦人科医の村上麻里先生いわく

母乳を作るホルモンである「オキシトシン」と「プロラクチン」は、気持ちをなだめる作用があるので、本来授乳という行為はお母さん自身もリラックスやストレスが癒される時間となるんだそうです。

そして、母乳を飲むことは赤ちゃんにとって食事なので栄養補給はもちろんだけど、それ以外に温かさやぬくもりを感じる行為であり、人に抱きしめてもらえる場所、安心できる基地をもっていることを実感する行為だと。

だから、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても授乳はすっごく幸せで愛情に満ち溢れた時間なんだそうです。

そして、赤ちゃんがスムーズに母乳を吸えるようなコツがあるそうで、本来は病院や助産師さんがそれを教えてあげていれば上記のような授乳時に痛みや辛さを伴う困難は防げるんだけど、上手な授乳の仕方や知識、幸せな行為であることなどを知らせられないままなお母さんが多いのももったいない現状ということです。

赤ちゃんが乳首を吸えばこれらの幸せホルモンにスイッチが入って母乳が作られる「受注生産性」な人間の女性のおっぱいって、本当に未知！！すごい叡智！！常に新鮮なミルクが赤ちゃんに提供されるという夢のシステム。

私のおっぱいはまだそのように使われたことはないですが、すごいもんが体に2個も装備されているんだなぁ～

村上先生は

「授乳は、時間や回数で管理すべきではない。

赤ちゃんの飲みたいのを邪魔しちゃダメ」

とおっしゃいます。

周りの新米ママさんの話を聞いてると、

「〇時間おきに、〇分間あげる」

とキチっ、としている人が多く、またそうするよう病院から指導されている。

そして、6ヶ月すぎたころ辺りから、

❝卒乳❞に向けて離乳食に切り替え出す。

でも、、、子供の腸がきちんと成長するのはまだまだ先なんだよ。

未成熟な腸の状態で離乳食を始めるのってどうなんだろ、とずっと思っていました。一説によると、3歳まで母乳のみで良い！という話も聞いたことがあります（聞いた話）。

ずっと疑問に思っていたそれを、会が終わって村上先生に質問させていただき解決しました！！

「子どもが飲みたいならずっと飲ませ続けてOK！」

やっぱり＼(^o^)／

子どもから「もうおっぱいいらない」となるときまで、欲しがるならあげ続けていいと。母乳で足りない栄養を離乳食で補うよう両方を続けて。

病院指導のまま、〇ヶ月からは離乳食に切り替えましょう！

で欲しがるおっぱいを無理矢理切り離すのって、それ「卒乳」って言わない。「断乳」ですよね。

もし、今後、私が授乳することがあったら、

自然に任せて子どもが欲しがるならずっとあげようと思いました。

とにかく、授乳を「栄養補給」とだけ捉えるのではなく、

愛情タイムと大きなくくりで考えていくのが大事。

とても勉強になった、おっぱいサミット！！

授乳という人間にとって大事なことに今まで無関心でごめんなさい！

またまた話は変わって、500人の一般女性のおっぱい写真を撮ってこられた写真家の伴田良輔さんのお話は私、大変共感しました。

「世の中のいういわゆる美乳って、グラビアだとかで寄せて盛って上げて、あれのどこがいいのか分からない。そして、おっぱいをレモンのようだとかリンゴのようだとか、何かに例えるのも意味が分からない。おっぱいはおっぱい。何ものにも例える必要のない、そのままが美しいのがおっぱいという存在。僕は自然のままのおっぱいに魅力を感じます」

（※言葉はこのままではもちろんなく、聞いた私が解釈して記載してます）