最後の誕生日 | 朝井麗華 公式ブログ/経絡整体師・おっぱい番長

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今日であの人と過ごす最後の私の誕生日。

それは








7月31日、本日で私は37歳。
今回は、夫と2人きりで誕生日を迎える事にした。


7月30日の20時に買い物を済ませ、キレイ好きだった夫との最後の晩餐のために部屋を整理整頓。21時半に携帯の電源を機内モードにし、徹底して夫とだけ過ごす姿勢を慣行。

それからバースデーディナーの準備。
今宵は夫と私の一番の思い出のメニュー「ビーフシチュー」。


それは私達が付き合って初めての夫の誕生日に作ったビーフシチューがあまりにも絶品だったため、それ以降記念日の定番メニューとなっている。


夫亡き後も記念日には作っていたけど、私が仕事で忙しくなったこの3年は、時間のかかるビーフシチューを作るのがちょっと億劫で。今回は久しぶり。

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今日は11回目の夫の居ない私の誕生日。
そして、夫が居ない11回目の入籍記念日でもある。

16年前の今日、私達は入籍(結婚式は11月なので結婚記念日はそっちとしていた)。

誕生日に入籍したのは「記念日が増えると後々面倒だから」というぐうたらな理由でしかないこともあり、命日や結婚記念日と違って、正直言うと私の誕生日は夫とは毎度はお祝いをしていなかった(必ず何かしらはしていたけど)。


だけど今回は夫と2人きりで過ごしてきちんと向き合う事を決意。


その理由




まさかの「夫が成仏していない節」浮上。




先日、久しぶりに夫の夢を見た事をブログに書きましたが、それを見たスピリチュアルな友人何人かからご丁寧にも連絡があり、皆一様に「ご主人はとても幸せにあちらの世に行っていますよ~」と言われ、

私も「だよね」と思った。


それもそのはず、私はあまりスピリチュアル狂ではないものの、この10年の間には少なからずそういうご縁もあり、そういった方にみていただく機会はあったわけで、どの方にも「ご主人はすっかり成仏している」と断言されてきたの。その推移は・・・


亡くなって3年は「何が何でも俺が麗華を守る。まだここにいる」と、私の側にビタ付きでいた模様。スピリチュアルの方々は
「成仏した方がご本人にとってはいいんだけどねぇ~。頑固で言う事聞かないねぇ。まぁ、あなたに悪い事をする霊じゃないからもうしばらくはこのままでいいんじゃない?」
「説得してみますね・・・。う~ん。ご主人ってすごく頑固な人でした?まったく聞く耳持たない方ですね(笑)」
などと苦笑されるばかり。


しかし5年過ぎた辺りからは、夫がまだそばにいるか、何か言っているか聞いてみると

「ご主人はもう次の生に向けてきちんとあちらの世に行かれていて常にそばにはいませんね」
「え?すっかり成仏されてらっしゃるのでちょっとすぐには聞けませんが・・・ご主人にアクセスしてみますね。・・・・・あまり何も言いませんね。あなたの事は見守っているから自由にしなさい、という感じですね」
「ご主人はあなたに対しては寛大な応援者なので、厳しい事は言いません。麗華が頑張っているのはとても嬉しいけど自分のことを気にし過ぎず、目標が変わってもいいんだよ。どんな事になっても応援してる」

とまぁこんな感じ。

今まで色々なスピリチュアルな方とお話する機会がありましたが、共通して「夫は成仏している」と言われ、私もすっかりそうだと思っていたし、私としても夫に対する未練や後悔は少しもないつもりだった。それは、この世で一緒にいた期間にできる事はやったし全力で向き合ったから。

今、活動していく中で整体師になった理由や原点を尋ねられたら、そりゃ夫の闘病経験の事は外せないから話すし、ブログは私の日々の日記のようなものなので夫のことも書いてきた。だけど、それを見た周りの反応や持たれる印象は
「麗華さんは今もずっとご主人を愛しているんですね」
「ご主人様と今もずっと一緒にいて、今も❝夫婦❞なんですね」
「やっぱりご主人への思いと絆が強いから再婚もしないんですね」



なぜこう皆に思われるのかずっと不思議だった。
私の中では夫は神様的存在で、かっこよく生き抜いた人。いわばカリスマであり、私はそのファンのような感覚。例えばマイケルジャクソンやジョンレノンの熱狂的なファンは、死後もずっとファンであり彼等を崇拝していて、ずっと語り続けるよね。あれに近いというか。なので、私にとって夫はこの世の人間とは一線を画した、歴史上のすごい人みたいなもの。


なので、私にとっての夫の印象が周りにそのように映っているのが内心はずっと不思議だったものの、ブログやインタビュー記事で夫に関して触れる時は私の記録としての一方通行な発信であって、誰にどう思われようと構わないので特に気にもして来なかった。


それに、夫亡き後いくつも恋をしてきたし
夫に遠慮なんてしてません


なんですが
なんですが

なぜこんな話をしたかと言うと。



先日、先祖供養的なことをした際のこと。
(私から見る血縁関係、4家計(両親の両親達のルーツ)命の数でいうと10万人分にもなる総合供養みたいな事をご縁あってする事に)

供養日の前夜に神主さんの夢へ供養主(今回でいうと私)の先祖達から必要があれば何かお告げがあるそうで。それがあったかどうか当日聞いてみたところ、

「たくさんの御霊さんが集まってらっしゃいましたよ。でもちょっと距離があってこちらをじっと見てるんですね。そして誰も何も言葉をおっしゃらないんです。何故かな?と思っていたんですが・・・。ご主人ですね。あなたのご主人はまだ成仏していなくて、常にあなたにくっついているので、先祖の御霊さん達が近寄り難く、遠巻きになっていたんですね」


なんですと!!!!

これには驚きました。
だって、だって、この10年、スピリチュアルな人達は皆、夫はすっかり成仏していると言っていたから・・・


この日、神主さんに降りて来た私のご先祖達からのメッセージでも、しかとその事を告げられ。


そうだったのか・・・
マジで??



神主様曰く、
「ご主人はあなたの事が今もなお、諦め切れないようです。お亡くなりになって10年間、あなたには見えてないだけで、実はずっと一緒にいたんですね。でもちゃんと成仏させてあげた方がいい。成仏しない魂はご本人も辛いんです。」

ちなみに、霊界の時間の流れの概念は今世とはまったく違うそうで、こちらでの10年はあちらではこちらでいう1日程度なんだそう。なので夫にしてみれば、まだ死んで1日のような感覚で死にたてみたいなもんだから、私への未練が捨てきれない。でもこれを知ったからには、私は夫の魂を辛いままにしておきたくはない。


私:「ご先祖様は10万人の魂なんですよね?それに対し、夫は1人。霊同士なんだから、私のたくさんのご先祖様達は夫に成仏するよう説得してくれないんですか?」
神主:「ご先祖様の魂はいわば❝悟り❞の境地なので、成仏していない魂とはまったく違う類なんですよ。執着心が強いんです」


ふーん。。。

という、こんな発見がつい最近ありまして。(ご先祖供養に関してはまた別で書きたいと思ってます)



そこで、幸い誕生日が近かったため腹をくくる事に。


「主人を説得して、成仏させるぞー!!」


というわけで本日に至りましたとさ。


しかしこれには予想を超えた大きな気付きがあったので、また次のブログで。(長くなるから)



こういう話に興味が無い方や考え方が違う方、これは個人の勝手な見解とあくまでも私の日常の記録につき、新たなご意見も不服申し立ても受け付けませんので、そういう方は読まずにスルーしてそっとしておいてね。