今年も感動の嵐だったTi-daの発表会。

毎回、発表会前の準備段階では、もう今年が最後かな?などとネガティブーンの虫(私が時々襲われるネガティブ気分の事をネガティブーンと命名)に襲われながらも無事当日を迎える事ができました。

 

半年前の9月に会場抽選があり、今年もやはり希望日が取れず、春休み中の平日という日程にも関らず、多くの皆さんにご来場いただいたことも感謝でいっぱいです。




朝9時ちょうどにスタッフが会場入りし、皆、それぞれの持ち場で準備を進め、お昼前から高学年とOBOGのリハーサルを経て、13時半に開場。





出欠確認をして、皆の顔を一人一人確認してステージへ。OGのサクラの指揮の下、

円陣を組んで気合い&

リラックスモードでいざ発表会開始。

 

 

今年も、「場を温める」という使命のもと、ダンスあり、歌あり、セリフありのOBOGによるオープニングアクトからスタート。事前に会って練習したのは1度のみも関わらず、各自ダンスや歌は完璧に覚えてきて、本番で息の合ったパフォーマンスを見せてくれる姿に最初から感動。。

 

 

今年は、2019年以降初めて、会場の声出しがOKになったので、観客の皆様にも声を出してTi-da Kidsを応援して頂けるよう、オープニングアクトで一緒に歌を歌ってもらうプログラムでした。ダンスはダンサー二人のアオイとリオが考え、セリフはサクラが考え、いかに観客を巻き込むかを考えた素晴らしいパフォーマンスをしてくれました。

 

 

そして、いつもの教室の雰囲気を映したビデオ上映が流れて、いよいよTi-da Kidsの登場。初めてステージに立つ子から8回目となる子、一人一人の顔を眺めながら、それぞれの様子を確認していました。思ったより皆がリラックスした顔をしていたのでホッとすると同時に、帰る時には皆のお顔がキラキラ輝いていたら良いなあと期待してHello Songを歌い終わりました。

 

 

そして、いよいよ最初のプログラム開始。

今年は、年長&小1クラスのお友達からスタートでした(お一人お休み)が、今年は

全員が初ステージ。しかも、

Ti-daクラスと永冨が講師を勤める港南ShineZのキッズ4人の合同クラスで、その日が

初めての顔合わせのお友達とステージに立ちました。クラスによって自己紹介の言葉も変わるので、前の子が違う事を言っていたら戸惑ってしまうのでは?と心配しましたが、一人一人が練習したことを間違うことなく堂々と発表する姿に、ガツンと胸を打たれました。






元気な小1クラスの声で発表で会場の空気が

一気に盛り上がったところで、次は久しぶりに

開講した年少クラスのお友達。6年前から永冨がある幼稚園の課外で幼児クラスを担当することになり、池上教室での幼児クラスは開講していませんでした。しかし、ご兄弟関係で是非に!とお声がけ頂き、昨年9月に開講し、2人でスタート

初めは、パパやママから離れられず泣いてしまって抱っこしながらレッスンしたり、交代でお膝に乗せて絵本を読んだりしましたが、発表会では、

2、3年生のお兄さんお姉さんにリードされながら、インタビュー形式の自己紹介を立派にやり遂げました!しかも、ママたちが特別に用意してくれたTeddy Bearの衣装で歌ったお歌は、観客の皆様をメロメロにしてくれました。

 

 

 

そして、その次は、小2、小4クラスの2人。

前置詞を取り入れたストーリー性のあるチャンツリズム良く、そして力強く発表してくれました。課題としておきながら、今回、かなり言葉が難しかったチャンツ、講師の私も3月まで練習していました(笑)が、二人は2月末には完璧に覚え、本番も安定した声で発表してくれました。

 

 

そして次は、小3クラスによるアスリート名言。4年に一度、オリンピックイヤーの時にチャレンジするアスリート名言は、聞いている私達に強く響きます。この名言は、普段聞きなれない言葉や単語が出てくるだけでなく、小2までとは比べ物にならないくらい覚える量が増え、毎年とても苦労します。でも、今年のメンバーはほぼ全員がとても早くに言葉を覚えてきたので、リズムや強弱に時間をかける事ができ、とても仕上がりの良い発表になりました。観客の方からも、発音の良さと力強さに感動したとお褒めの言葉を頂きました。

 

 

 

そして、いよいよ小4クラスの早口言葉。

今年は、8人中(お一人お休み)お二人が別クラスでレッスンをしているため、全体での通しができたのが当日が初めて。しかも、リハーサルでは皆があまりに緊張して、声がでないばかりか、時間も間に合わず。今回は、67秒以内に26個の早口言葉を言い終えるという課題でしたが、何より、皆の声が小さくなっていて、本番できちんと聞こえるのか心配でした。発表会後にメンバーに聞いたら、リハーサルの時は、めっちゃ緊張して、なぜかわからないけど、喉が締め付けられるような感覚に陥ったという生徒さんもいて、相当のプレッシャーだったと思います。

 

それが、本番では皆の引き締まった顔で始まった自己紹介で、リハーサルとは違う伸びのある声が聞こえ、あ、これなら上手くいくかもと始まった早口言葉。

 

 

本番は、今までで一番大きな声で、ペースも安定していて、誰一人として引っ掛かることなくやりきりました。何より、言葉をクリアに発音していたことが私としては感激!3ヵ月の練習の成果が詰まった素晴らしい早口言葉リレーでした!

 

そして、5,6年生のスピーチ。今年はBTSのRMさんが国連で行ったスピーチの暗唱でした。このレベルになると暗記してからが練習開始というくらい、言葉の暗記は各自ご自宅でやってきます。正直、かなりの量を暗記しなくてはなりませんが、そこから、意味に合わせてジェスチャーをつけたり、強弱やスピードコントロールをしながらスピーチを作り上げていきます。

 

 

ただの音読とは違うスピーチならではの話し方を意識し、観客の皆様に気持ちの乗った言葉を届けてくれた5人にあっぱれです!

 

 

そして今年は、心温まるスピーチの後に、6年生のSaraさんがBTSのButterに合わせてダンスを踊ってくれ、スピーチを更に印象深いものにしてくれました。

 

 

皆の溢れる才能は留まることを知らないなあと改めて感動するスピーチ&ダンスでした。


そして、いよいよ6年生のプレゼンタイム。今年は5人(お一人お休み)が自身の好きなものをプレゼンするという課題に取り組みましたが、なんと5人の内、4人が英語を初めてまだ2,3年という生徒さん。通常、Ti-da Kidsは、幼児から舞台経験を積み重ね、いつか一人でステージに!と思い描きながら6年生を迎えますが、今年は幼児から上がってきた生徒さんがお一人のみ。

 

 

ステージ経験も少ない中、たくさんの言葉を覚え、1人で大きなステージに立つ緊張やプレッシャーは相当なものだったと思います。実際、当日のリハーサルでは、初めてのピンマイクやライトに緊張してしまったのか、短い距離を行ったり来たりしてみたり、声が小さくて、本人たちの焦りは募るばかり。少し不安な気持ちを抱えたまま本番を迎えましたが、本番の4人は全員が堂々と自身の事を話し、観客の皆様の心をグッと掴んでくれました。まあ、講師陣は立派に発表する子供達を見て号泣しすぎて前が見えないほどでしたが。。。(笑)

 

 

もちろん、その後は恒例の卒業式で寂しさがマックスに達しましたが、きちんと

Ti-da 8期生6人を送り出すことができました。

 

 

今年も、子供達の想像を超える才能の開花努力が実を結ぶ瞬間をたくさん見させてもらいました。毎年思う事ですが、

ステージに立つ子供達は全員がキラキラ輝いていて、成し遂げた自信が一人一人の顔に表れています

きっとこの数か月、ご家族のサポートを受けながら、たくさん練習し、努力を重ね、当日を迎えたんだろうなあと最後のプログラムのSee you later, alligator!を見て胸がいっぱいになる瞬間でした。

 

 

Ti-da発表会の大きなテーマは
Ti-daキッズ一人一人が
「それぞれに光るもの」
    そして
「その子にしかない個性」
  をしっかり見つめ、
堂々と発表できる場であること
     です。

 

今週、新年度が始まりましたが、すでに翌年の

発表会の課題を聞かれる講師陣(笑)。また来年も子供達が、キラキラ輝ける場所として発表会ができるようこの1年も小さな教室から世界を垣間見られるTi-daであり続けます。

 

今年もたくさんのOBOGにお手伝いに来てもらいました。彼らの手伝いがなければ、発表会はスムーズにいかないというくらい、気の利くメンバーで、とにかく感謝の一言です。Ti-da20周年でReunionやろうね!と話してお別れしました。来年もたくさんのOBOGお待ちしております。