Ti-daの代名詞とも言える発表会を、

昨日、3年ぶりに開催しました。





ギリギリまで開催実施を悩みましたが、

講師スタッフで何度も話し合いを重ね、

覚悟を持って開催決定をしました!



昨年は、学年毎でビデオ撮影による発表形式

でしたが、今年は大きなホールに座席の半分程度の観客(保護者)をお招きし、ライトを浴びた子ども達が堂々と練習の成果を発揮しました!今回はやむを得ずステージ上でもマスク着用となりましたが、全身から溢れ出るキラキラとした子供達の輝きに何度も感動しました!


まずは英語初めてクラスのお友達。。昨年10月に開講したばかりで学年の枠を超えた2人だけのクラスでしたが、急遽、お休みが出て年長さん一人だけとなりました。舞台袖ではドキドキしてしゃがみこんでしまう姿も見せましたが、サポート役のOGと共に、3ヶ月毎日欠かさず練習した成果を存分に発揮しました!





そして、次は元気いっぱいの小1、小2クラスのお友達。こちらも急遽お休みが出たにも関わらず、むしろ欠けた分を自分達でサポートしようと、いつも以上に集中して、自分が出来る最高のパフォーマンスをしようという気持ちが見られ感激しました!実は急遽、お休みの生徒さんの分を私、永冨が代わりにやる事になったのですが、皆と同じラインに立つと、自分でも驚くほど緊張してしまいました!低学年は、田中講師のある一定のリズムの中でそれぞれのセリフを言っていくのですが、あのステージでリズムに遅れることなく入ることの難しさを改めて実感しました!同時に、子供達全員がそれをやってのけている事の凄さに改めて気付かされ、感激倍増でした!





そして、これもまた難しい小3.4年生による世界の名言発表!1人2つか3つの名言を覚えて発表してくれますが、習ったことのない言葉や意味の難しい名言を覚え発表する、そんな課題に取り組み堂々と発表した子供達。一つ一つの言葉の意味を噛み締めながら、前向きで力強いメッセージに私も心揺さぶられました!毎年思いますが、子供達の声で発せられる名言はどんなプロにも負けない不思議なパワーと生命力に溢れていて感動します!




そして、高学年合同クラスの早口言葉。英語の独特な音や発音の違いに意識してほしいと、毎年小4.5年生の課題としていますが、この練習を経ると、劇的に子供達の発音は変わります!今年もかなり苦戦しながら、最後には口の形から発声の仕方など細部にまで意識の行き届いた素晴らしい早口言葉の発表となりました!毎年、〇秒以内に〇個の早口言葉を言い切る!という課題を出すのですが、今年は、全員が集まって合同での練習会が出来ず、6人全員が顔合わせをするのは本番のみ。リハーサルも出来ない、本番一発勝負というプレッシャーのかかる中で、24個の早口言葉を70秒以内(8秒残し)に言い終わりました!特に、1人1人が1秒でも早く言い終えて次に繋げるという気持ちが全面に出て素晴らしい発表となりました。




そして、今年は少数精鋭の小5クラスのスピーチ暗唱。今年のテーマはAmazon.comの創設者のジェフ・ベゾス氏がある大学の卒業式で行った名スピーチ「Build yourself a great story!」の暗唱でした。このスピーチは言葉の難しさもそうですが、リズム、強弱、スピードコントロール全てにおいて今までに経験した事のない難しさがありました。しかし、5年生4人は何度もベゾス氏のスピーチを聞き、自宅で繰り返し唱え、本番ではどの練習よりも素晴らしいスピーチを聞かせてくれました!ただ暗記したものではなく、その意味を理解して心の底から発せられている言葉に身体が震え、涙が流れました。






そして、最後は6年生のプレゼンテーション。大きなステージに1人または2人で立って、スポットライトを浴びながら自分の好きなことについて話す6年生はただただ眩しくて、頼もしく、最初から最後まで涙が止まりませんでした。6年生になると、着実にやるタイプと面倒くさいと思いながらマイペースにやるタイプがわかれてきて、仕上がりのタイミングもバラバラになってきます。実は、メンバーによっては前の週まで、これで満足なのか?と私に問われるほどのんびりしている生徒さんがいましたが、お父さんやお母さん、そして先生のためでなく、自分が納得出来るパフォーマンスをしよう!と最後のレッスンで話したら、そこから猛練習をして本番にのぞんだメンバーもいました。最後はどのメンバーも、それぞれの個性を活かしたそれぞれに納得のいくプレゼンテーションになったと思います!今までのどの練習やリハーサルよりも、本番が一番落ち着いていて、堂々とそして伸びやかな発表でした!





そして、今回もまたたくさんのOBOGのに助けられた発表会でした。平日かつ公立校の修了式というタイミングだったにも関わらず、中1から高2までの10名のOBOGがヘルプに駆けつけてくれました!朝の会場設営や準備から一緒に手伝ってくれたり、私たちが気づく前に生徒さんをトイレや舞台袖に誘導してくれたりと、年々、その成長と働きぶりに感動させてもらっています。




今年も12名の卒業生が出ましたが、こうしてまたOBOGとして戻ってきてくれると思うと、寂しい気持ちが少しだけおさまります。




Ti-daが丸13年を迎えた今年、たくさんの壁にぶつかる1年でした。私たちと共に英語を学びたいという子供達に、あらゆる選択肢と可能性を提示したいと願う一方、物理的または状況的に出来ない事にもどかしさを感じる日々でした。自分達の力不足を感じ、落ち込む日々も多くありました。


でも、この2年たくさんの事を諦めた子供達がこの発表会に向けて、精一杯努力し、自らその成果を感じ「自分を認め、そして周りからたくさんの賞賛を浴びる」1日になったのなら、この1年のもがきは無駄でなかったと思います!


子供が自分の努力した結果を実感できた時、そして自身のパフォーマンスに納得できた時、何とも言えない光り輝くオーラと最高の笑顔を見せてくれます。今年はそんな笑顔にたくさん出会えた1日となりました!関わってくれた全ての皆様に感謝です!