活きる事とはリラックスですPart3 | 表参道/練馬 美容整体院グループ アカデミア主宰 ペニー椛沢オフィシャルブログ 
リラックスしましょう、力を抜きましょうと言われましてもなかなか抜けないのが現代人の性であります。

大概は気づいたら無意識に緊張しているものです。緊張していることすら気づいていない事も多いです。

そこで、お坊さんの坐禅中の脳波はα波であるという実験結果があります。

東京大学 医学部 笠松教授と東大医学部 付属病院 平井医師による実験結果。

1955年7月~9月にかけて3ヶ月間に渡り、修行年数20年以上になる曹洞宗の僧侶14名を対象に実験。
坐禅をしている時の脳波を調査した。
僧侶の場合目を開けた状態で坐禅をやらせている。

1.坐禅を始めると数分でアルファ波が出た。→心身共にリラックスした状態

2.時間が経つにつれ振動はゆっくりとしていった。→睡眠の時に表れるシータ波に近づいた。

3.中にはシータ波が出る僧侶もいた。

(感想)
α波=リラックスですのでお坊さんは坐禅中かなりリラックスしている事になります。さすがは修行年数20年以上の賜物です。

普通の人がすぐに真似することはできませんが、参考にする価値はあると思います。

そこで私が注目しているのが「耳」であります。

有名な話では、僧侶は坐禅中に線香の灰が崩れる音が聞こえるという話もあります。

またインドのヨガの修行では地の声を聞くと称して滝つぼのすぐ横で坐禅をし、轟音の中で鳥の鳴き声や、蟻の這う音を聞く修行もあるという話しです。

やっていただきますと分かりますが、耳に意識を集中しますと反射的に顎の力が抜けてまいります。すると唾液が出てきまして、肩の力もぬけてまいります。

臨床経験から感じますのは、緊張しやすい方々の特徴としまして、顎の咬筋の力が抜けない方が多いです。歯ぎしりの癖のある方は特に注意です。そうしますと、近くにある胸鎖乳突筋が緊張しまして肩の緊張、背中の緊張と広がっていきます。

好きな音楽を聞くのもいいですし、とにかく耳を澄ましてみてください。身体の変化を感じていただけると思います。

逆に目に意識を集中し力が入りますと、反射的に身体も緊張しますので携帯やパソコンの画面の見過ぎは注意です。仕事で止むを得ない場合以外は休み休みお使いください。

本日も最後までお読みいただき有難うございます。 アカデミア 椛沢裕一

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