アモくんの散歩道の桜並木。
春爛漫の象徴であった
なんともゴージャスな桜の木々が
消滅してしまった。。。。
枯死し、
切り倒された桜の木々の切り株は
青いビニルシートで覆われている。
原因は
クビアカツヤカミキリ。
カミキリムシだ。
かろうじてまだ生き残っている桜並木の木々でさえ、
カミキリムシの幼虫による深刻な被害にあってしまっている。
クビアカツヤカミキリの幼虫が
輸入した材木の中に紛れて入ってしまっていたことが発端。
最初にクビアカツヤカミキリが発見されたのは
2012年愛知県にて。
その後 日本各地に広がり、
そしてついに
ここ栃木県南部にある足利市の桜の木々も
クビアカツヤカミキリの幼虫によって
枯死し、消滅してしまった。。。
クビアカツヤカミキリの幼虫は
樹木を内部から食べて成長する。
桜の木の幹をよく見てもらうと、
細長くえぐられている丸い穴が
いくつも見てわかる。
1本の桜の木に
クビアカツヤカミキリの幼虫が10匹入るだけで、
何十年もの間、見事な桜を咲かし続けてくれていた
立派な桜の木を死滅させてしまうと。。。
クビアカツヤカミキリの幼虫の被害を受けつつも、
2024年の今年も生き残ってくれている桜並木の木々。
枯死することなく立ち続けていてくれてはいるけど、
必死に内側の痛みと闘っているのだと思います。
例年であるならば
今週は桜が花開くとき。
すでに死滅してしまった桜並木。
そして
かろうじて生き残っている桜並木。
今年は
どうなるのだろうか。。。
日本の桜が大好きな私にとっては
とても寂しい限りであります。