今日はクリーンルームで出会った、闘病仲間について書いていきます。
前にも書いたように、クリーンルームの個室を出ると座談スペースがあります。
そのスペースには患者さんたちが綴った日記や、退院して寄付していった本などが置いてあります。
車の本やラーメンなどのグルメ本がたくさんありました。
ここのスペースでいつもよく話していたのが、坂部くんです。
彼は27歳で自分より年上でしたが話しやすく、最初は敬語でしたがいつのまにかタメ後になってました。
調子のいい時はお互いそこで話をしていました。
どっちが先に病院出れるか競争したいなぁとか、ラーメン食べたいなぁとか、車の話とかいろいろ
してました。 バカな話もたくさんしましたね。
抗がん剤治療は突然熱が出たり、調子悪い日もありますので、毎日とはいきませんでしたが。
人との面会は窓越し面会ですので声もなかなか聞こえずらいですし、クリーンルームの中でもこうやってお話できるのはとても気分転換になりました。
坂部君とは同じ病気であり、同じ治療経過をたどりました。 向こうの方が入院するのが1カ月早く、
治療の進みも早く、すでに完解しており、一時退院もした坂部君が、まだ完解してなかった自分にはうらやましいものでありました。
最初は2か月退院できなかったのでとても辛いものでした。
退院といっても一泊二日でしたけどね。 いい気分転換にはなりました。
今日はこんな感じです。
続く。。。