闘病日記6 | #骨髄移植 #閉塞性細気管支炎 #気管切開 #肺移植 その後の生活

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急性リンパ白血病で骨髄移植後
閉塞性細気管支炎 気管切開 肺移植。
肺移植後、PTLD【リンパ腫】を発症。
尿管結石
診療放射線技師。
日々の生活や、診察結果等を書いてます。
ブログ歴10年、ほぼ毎日更新中。
移植後の生活をいろいろシェアしたいです。

今日は第1回目の治療について書いていきます。

治療は抗がん剤、輸血の繰り返しで行われて行きました。

輸血の頻度が半端なく、休みの前の日は血小板、赤血球と2袋づつ入れた日もありました。

その上、抗がん剤3つとか。 かなり強烈な治療だったのでしょうか。

しかし、吐き気とか自覚症状は何もなかったですね。 

血液検査では、肝臓の数値が上がっているため、ほぼ毎日、肝臓を保護する、ミノフィットという

点滴が使われてました。

髪の毛が抜けると言われていたんですが三週間たっても全く抜けず、薬が効いてないのかなと

不安になりましたが、それから一週間たち、枕に髪の毛がつくようになり、それから一気に抜けて

しまいました。

てっぺんから抜け落ちて後ろだけが残る変な感じになりましたが。 

一気に全部って感じでは抜けなかったですね。

治療を続けると抗がん剤の副作用が一番出るのは骨髄抑制です。とくに影響を受けるのは白血球で

あり、寿命が短いためすぐに減少してきます。

白血球が低くなると感染症にかかりやすいため、より一層注意が必要となります。

最初の治療では300まで下がりました。健常者の方の平均が4500~9000といわれているので

かなり低くなっているのがお分かりになると思います。

300といっても、細菌をやっつける好中球というのがほぼ0に近く、抵抗力はほぼ0に等しい状態

になってますので、風邪をひいてもないのに熱が出たり、体がだるくなったりします。

普通の状態では考えられない状況です。

毎日氷枕で寝たり訳が分かんかったですね。

白血球が上がってくると、骨髄の中が満たされてくるので、骨髄検査(マルク)です。

初めてマルクをされた時の感想は魂を抜かれた感じですね。

でもこのときは髄注のほうが痛いと思っていましたので、痛いというよりなんかへんな感じという

検査でした。

マルクの結果、まだ白血病細胞が残っているということで、そのまま引き続き治療をつづける

事になりました。

1回目の治療で完解にならないということは、ハイリスクの部類に入り、骨髄移植が選択肢に入って

来ます。

最初の白血球数もかなり多かったので移植をした方がいいという流れで治療を続けていくことに

なりました。

続く。。。