初めて馬券を買ったのは10年以上前のことだ。会社の先輩が買いに行くというので、印のいっぱい付いている馬を適当に買い、的中したのが始まりである。

一番古い記憶では、ダンスパートナーが勝ちフェアダンスが2着になった、1996年のエリザベス女王杯

この頃には、一端の馬券氏を気取って予想談義をつまみに酒を呑んでいた。

『今年のエリザベス女王杯はダンス×ダンスで決まる』と、吠えていたのが、ついこの間のようだ。

少なく見積もっても、14年前には馬券を買っていた。

Vライン馬に出会ったのは、競馬王という雑誌だったと思うが、毎日新聞編集委員の松沢一憲氏が書いていた物を読んだのが最初である。

新聞の馬柱たけで、簡単に穴馬が見つけられるのだから、こんなに楽な方法はないとばかりに、即買い目に取り入れた。

私が買った中で、もっとも単配当の高かったVライン馬は、2000年のスプリンターズステークスの勝ち馬ダイタクヤマトだと記憶している。

単勝配当は25750円

2着には1番人気のアグネスワールドが入り馬連配当は25700円だった。

ダイタクヤマトからの馬券だったので、相手はアグネスワールド1点で仕留めた馬券である。

Vライン馬の思い出は続く。