迷子の迷子の×××さん
あなたのお墓はどこですか

(抜け殻のあなたに接吻)


急降下 重複する音階
死への調律 セレナーデ
世界はもうじき…

(何レ未ファソラ死ド)



真っ赤な果実に突き立てた
鋭いナイフで僕も一緒に
抉って裂いてくれないか
(とうに生は尽きている)


肝心なときにいつも
つまづいてみる
それも計算済みなのね
(なんて強欲な天使)



神などいないと言った
君の愁いに僕は 見た
(ほら うしろ うしろ!)



ああ そうか君かあ
ああ そうか同じかあ
ああ ああ ああぁあ
繰り返しまた巡るのか
(日常から救っておくれよ)


両手に有り余る程の
幸福論を抱えこんで

さて何処へ行こうか

彼方へふらり
此方へふらり

まあるく切り取った
高い 高い 空 宇宙

三日月をかたどった
僕の口元 おや失礼

甘いお話 甘い誘惑
嘔吐がでるほどの
大好物だから ね 頂戴

残さずゆっくりと

(人間っていいねえ)


聴いてください 少しだけ
わたしには赦されない
とても冷たく重い大罪が
存在いたします


それはそれは古く深く
いたたまれないモノなのです

今でも胸を抉るような
底知れぬ感覚に ふと
押し潰されては嘆き
憎しみを讃えるのです


悪いのは君 いいえ
わたしの存在なのです

君は未だに恨んでるに
違いはないでしょうね

世界を裏切ったときから
事の結末は手に取るように
わかりきっていました


君はやはり偽善者で
わたしは已然咎人で

消し去ることなんて
してはくれないのかと

なんて未完成な傀儡
誠に忌まわしい足枷

(甘さゆえの末路