習慣化ダイエットの3ステップ
ご飯を食べたら歯を磨く、毎日お風呂に入る、など誰にでも当たり前にしている「習慣」があると思います。意識せずに行動できるようになればそれが「習慣化」できたと言えるのです。
ダイエットをするときは、今までの食習慣をどこか改善していかなければなりません。一時的にダイエットできたとしても、その習慣が続けられなければ、リバウンドしてしまうのです。
私がダイエット指導をする際に一番気をつけているポイントは、その人が「続けられるものなのか?」というところです。例えば、お菓子が大好きな人がお菓子を食べるのを止めれば体重は減ります。しかし、一切お菓子を食べない習慣を一生続けられるのでしょうか。
もし「一生お菓子を食べないなんて無理!」という人であれば、他のやり方を考えて提案します。例えば、週に1回だけご褒美DAYを作る、お菓子を食べた日は活動量を増やす、などです。
経験から、ライフスタイルに合ったダイエットのやり方こそ、リバウンドしないダイエット方法だと感じています。そのやり方は「習慣化ダイエット」と呼び、3ステップで実行することができます。
(1)ライフスタイルに合ったやり方で目標体重を目指す
(2)目標体重を達成したらその習慣を継続して体重を維持する
(3)習慣化できれば一生リバウンドしない体を手に入れることができる
2005年に準ミス日本に選ばれた宮下英子さん。宮下栄子さんが公表している体重は52キロ(身長172センチ)で、とてもスリムな体型です。しかし、高校時代は現在よりも20キロ太っていたそうです。
太った理由は、高校時代のアメリカ留学。そこから様々なダイエット方法を試行錯誤して1年で20キロのダイエットに成功したそうです。その方法はこちら。
1.食卓に鏡を置く。
→食卓に置いた鏡に映る食べている姿が罪悪感を生み、食欲が抑えられた。
2.夜食は野菜
→夜にお腹がすいた時には、野菜を食べていたそうです。野菜はいつも冷蔵庫に入っていて、味付けも工夫して飽きないようにしていた。
3.タオルを足に挟んで家事
→体重だけでなく下半身太りに悩んでいた宮下英子さんは、家事の時には足にタオルを挟んでいた。筋トレや姿勢の改善になった。