デング熱 | 日本史の謎の空白を解明する、

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デング熱


デング熱は、デングウイルスを保有した小型のヤブ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)に刺されることにより感染するウイルス性の疾患です。その流行は東南アジア、南アジア、中南米諸国で多く、感染地域は中国南部、南太平洋諸島、アフリカにも拡大しています。デング熱患者は過去30年間で劇的に増加し、世界では年間約1億人の患者数と推定されています。

デング熱を媒介するネッタイシマカは、熱帯の都市環境に良く適応していて、ヒトの生活圏、例えば家屋内外の小さな水たまり(空き缶、水槽、竹の切り株、古タイヤ)で繁殖します。卵は乾燥しても生き延び、再び水を得るとボウフラになりますが、孵化したボウフラは約10日と短期間に成虫にまで発育します。このネッタイシマカは昼間吸血性で、日の出後と日没前の数時間に最も活発になりますが、日陰や室内、曇天では一日中活動します。その飛行範囲は100メートル程度と比較的狭く、家屋に沿って移動すると言われています。都市型のデングウイルスは蚊→ヒト→蚊の感染サイクルで維持され、ヒトからヒトへの直接感染はありません。デングウイルスは、血清学的に4つの型がありますが、型による症状の軽重はありません。例えば2型に感染した場合、2型に対しては終生免疫がありますが、4つの型があるため、理論的には4回感染するわけです。しかし、3度目以降の感染は殆ど無いと言われています。

日本では1942年~1945年に、長崎、神戸などの西日本でデング熱の大流行がありました。これは、戦争中に東南アジアから戻った軍用船中のデング熱罹患患者によって持ちこまれたもので、当時はヒトスジシマカが伝搬を受け継いだと考えられています。現在、日本国内にはデングウイルスは常在しておらず、国内のデング熱患者は全て海外で感染した輸入感染症です。その殆どが東南アジア諸国への旅行者で、患者数は近年増加傾向にあります。

2. 症状

デングウイルス保有の蚊に刺されて(感染)から発症するまでの期間(潜伏期)は、普通4~7日です。症状は、急激な発熱(38~40度)で始まり、頭痛、関節痛、筋肉痛、眼窩痛、倦怠感を伴います。発熱は4~8日間継続し、痒みを伴ったハシカ様の発疹が、熱の下がる頃に胸部や四肢に広がることがあります。また、食欲不振、全身倦怠感は1~2週間続き、血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることもあります。通常、これらのデング熱の症状は1~2週で軽快し、後遺症を伴うことは殆どありません。デングウイルスに感染しても症状の出現しない例(不顕性感染)も多いようですが、その頻度については不明です。

3. 検査

血液検査の特徴は、発症の初期より白血球の減少(通常 1マイクロリットルあたり2,000以下)と血小板の減少がほぼ全例に見られることです。血中のデングウイルスIgM抗体は、発症の4~5日目頃から陽性となり、この時点でデング熱の診断が得られます。このIgM抗体は2~3カ月で陰性化しますが、別のタイプのデングウイルスIgG抗体の上昇は発症の3週頃から長期にわたって認められます。また、殆どの患者に血清のトランスアミラーゼ(GOT、 GPT)の軽度上昇(肝機能障害)が見られます。

発症の初期(4日頃まで)には血中にウイルスが存在するため、この期間にデングウイルスの分離やデングウイルス遺伝子の検出も可能です。このDNA検査により、デングウイルスの型を知ることもできますが、これらは特殊な検査ですので途上国では一般的でありません。

4. 診断

急性の熱性疾患で、頭痛、筋肉痛、関節痛、眼窩痛、発疹、出血傾向などデング熱を疑わせる症状があって、デングウイルス抗体(IgM、IgG)やデングウイルスの分離、ウイルス遺伝子の検出があれば、デング熱の診断は確実となります。症状が似ていてデング熱と鑑別を必要とする疾患には、発疹を伴うウイルス性疾患(麻疹、風疹)、腸チフス、マラリア、インフルエンザ、髄膜炎、A型肝炎などがあります。症状のみでは、デング熱の診断はできません。

5. 治療

デング熱に対する特効薬はありません。治療は症状に応じた対症療法が基本で、脱水予防に経口による水分補給や点滴補液療法が重要となります。解熱剤には、パラセタモール(アセトアミノフェン)を用いるのが一般的で、アスピリンは出血傾向を増強する恐れがあるので禁忌です。また、抗生剤はデング熱には効果がありません。

6. デング出血熱:DHF

デングウイルスの感染でありながら、デング熱とは異なった重篤な病態を呈するものにデング出血熱があります。このデング出血熱は、成人より小児(3~7歳)に多く発症する傾向があり、患者数は世界中で年間25~50万人と言われています。

発熱の2~7日後に不安・興奮状態となり、胸水や腹水の貯留が高い頻度で見られ、肝臓の腫大も伴います。血小板数の著しい減少と血液凝固時間の延長により、全身の出血傾向(皮下出血、鼻血、吐血、下血、血尿)が見られ、重症例では血圧が低下しショック症状に陥るもので、通常のデング熱とは全く異なった経過をたどります。デング出血熱の患者に対する治療は点滴補液が主体ですが、血小板減少の程度により血小板輸血が必要となります。適切な治療がなければ、死亡率は15%程度に上りますが、集中治療により、その死亡率は1%以下に押さえることができます。同じデングウイルスの感染でありながら、デング熱とは異なった病態のデング出血熱は、初回感染より2度目以降の感染に多い傾向があります。このデング出血熱が、どのようなメカニズムで発症するかは諸説あり、今のところ不明です。

7. 予防について

現在、デング熱予防ワクチンは実用化されていませんし、マラリアのような予防薬もありません。ネッタイシマカはヒトの生活圏で繁殖しますので、蚊の繁殖する環境を徹底的に排除すること(空き缶の処理、貯水槽の管理)が最も重要と思われます。また、蚊に刺されないよう外出時には虫除けスプレーを用いたり、室内では蚊取り線香を使う等の蚊に刺されないような注意が大切と思われます。

一般に高層の集合住宅に住む方が、独立家屋よりデング熱の感染リスクが低い傾向がありますので、住居選びの際の参考にして下さい。

8. 症例

スリランカ在住の15歳女性が、日本に帰国した当日に突然の発熱で発症しました。その翌日に開業医を受診し、重症とのことで感染症専門病院を紹介されて入院となりました。入院時には40℃の発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感があり、腸チフスやデング熱が疑われました。血液検査では、白血球と血小板の数が著しく減少しています。高熱は5日間続き、その間身体がだるく食欲は全くありませんでした。入院中は、点滴療法が行われています。次第に熱が下がり、症状も軽快したことから第6日目に退院となっています。入院中、肝機能検査でGOT、GPTの軽度上昇を認めていますが、第10日目が最も高い値を示しました。経過中にデング熱特有の発疹は認められていません。この症例はデング熱IgM抗体が陽性であったことでデング熱の診断がつきましたが、症状だけでは診断がつかなかったと考えられます。また、第24日目の血液検査では、白血球、血小板、肝機能のいずれもが正常化し、後遺症を認めず治癒しています。この患者さんはスリランカで感染し、帰国後に発症した中等度のデング熱の一例です。


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