アフリカ東部ウガンダの首都カンパラで、エボラ出血熱に似たウイルス性出血熱のマールブルグ病を引き起こすウイルスに感染した病院技師が死亡した。同国政府が5日、発表した。
当局の発表によると、男性(30)は9月28日、カンパラにある勤務先だったメンゴ病院で発病後11日で死亡したという。
マールブルグ病の存在は、2日後に検査で確認された。
マールブルグウイルスは、最も致死性が高い病原菌の一つとして知られており、重度の出血や発熱、嘔吐、下痢などのエボラ出血熱に似た症状を引き起こす。
死亡した男性と接触した同男性の兄弟ともう1人がこれまでにマールブルグ病の「兆候を示している」と、同国保健省は声明で明らかにしている。
また声明によると「最初に確認された患者と接触のあった人は、これまでに計80人が特定され(潜伏期間にあたる21日間の)隔離措置がとられている」という。
「これらの人々の中には、メンゴ病院の医療従事者38人とムピジ第4診療所の医療従事者22人が含まれている」(保健省)
マールブルグウイルスは、エボラウイルスと同様に体液との接触で感染し、致死率は25~80%とされている。
ウガンダのルハカナ・ルガンダ首相は、同国政府はどのような流行が発生しても対処可能で、「ウガンダ政府は以前にも、出血熱を含む脅威に健康が脅かされる同様の状況の対処に成功した経験がある」とツイッターで述べている。
ウガンダで2012年10月に発生したマールブルグ病の流行では、感染者の約半数にあたる10人が死亡した。
一方、特にリベリア、ギニア、シエラレオネで猛威を振るっている西アフリカのエボラ出血熱では、これまでに3500人近い犠牲者が出ている。
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