さて、以前の記事で、アニマルコミュニケーションでの動物さんとの会話の感じ方は人それぞれだと話しました。
その人の得意な受け取り方には、利き感覚が影響しています。
ということで、我が家のそら、小鉄、ルイ、ポポーと一緒に利き感覚について理解してみましょう♪
利き感覚って?
利き感覚は、優位感覚とも言います。
人間には「視覚(Visual)」「聴覚(Auditory)」「触覚(Kinesthetic)」「味覚(Gustatory)」「嗅覚(Olfactory)」という、いわゆる五感があるでしょう?
これらの感覚の中で、自分が感じやすかったり、大事にしていたり、得意だったりする感覚のことを利き感覚っていうのよ。
大きく「視覚優位(V)」「聴覚優位(A)」「体感覚優位(K・触覚と味覚も含む)」の3つに分けられ、よく「VAK」と言われているわ。
「視覚優位(V)」の人の特徴は、目から情報を得ることが多く、イメージや形で考えたり伝えるのが得意ね。
「聴覚優位(A)」の人は、音に敏感、聞くのが得意で、話は論理的で分かりやすいわ。
「体感覚優位(K)」の人は、触れたり動かしたりして感じたり、感情豊かで共感力が高く、感覚的な言葉を使うわね。
利き感覚チェック!
じゃあ、簡単にチェックしてみようか?
以下の質問に答えて、A,B,Cの数を数えてみてね♪
なんとなく気付いてるだろうけど、回答にAが多い人は「視覚優位(V)」。
Bが多い人は、「聴覚優位(A)」で、Cが多い人は「体感覚優位(K)」ね。
でも、バランスよくバラバラな人もいるし、全て当てはまるって人もいるかもね。
はっきり、このタイプと分かる人もいれば、時と場合で使い分けてるような人もいるのよ。
ちなみに私は、「視覚優位(V)」だったの。
このブログのように色を付けたり、枠で囲ったり視覚的にするのもこれが影響してるのかも。
ただ、今はどれも同じように感じているような気がします。
皆さんはどうでしたか?
利き感覚を知ることの意味
利き感覚を知っておくと、人間同士のコミュニケーションを円滑にすることが出来るのよ。
会社での人間関係、家族とのコミュニケーション。
なんか話が合わなくてイライラ…なんてことないですか?
例えば「体感覚優位(K)」な母親と「聴覚優位(A)」な娘の会話。
母:「このニンジン、ざっくり切って。」
娘:「どのくらいの大きさ?」
母:「食べやすい大きさで。いい感じに切ってよ。」
娘:「だから、どのくらいよ!(怒)」
これ、娘も「体感覚優位(K)」だったらきっと「分かった、OK♪」で済んだんでしょうね。
もしくは母親が「聴覚優位(A)」で、「2cm角くらい」と伝えれば娘も納得したでしょう。
こんな感じで、相手の利き感覚を理解しておくとどう会話すればいいかが分かるのよ。
動物さんとお話した時に、どう受け取るのかが変わってくるの。
例えば、ワンちゃんに「何が好き?」って質問をしたとするね。
で、その答えが音のするボールだった場合。
「視覚優位(V)」の人だと、ボールそのものの映像や丸いイメージを受け取るの。
「聴覚優位(A)」の人だと、ボールの音だったり、「ボール」という言葉で受け取るわ。
「体感覚優位(K)」の人だと、ボールの感触だったり、追いかけてる感覚だったり、楽しい感情で受け取るのよ。
だから、自分の利き感覚が分かっていれば、どう質問すれば分かりやすい答えが返ってくるかも考えやすいわね。
練習することで変えることは可能よ。
ただ、人間は、五感それぞれ使って総合的に物事を判断してるでしょ?
利き感覚は、あくまで優位性の話。
本当は、時や場合、年齢によって利き感覚が変わったりするのよ。
それは、やはり自分が経験から選択しているんだと思うの。
だから、自分の利き感覚を知った上で得意を活かしたり、他の感覚も理解していくといいのかもしれないね。
いかがでしょう?
利き感覚について、少しは分かってもらえたでしょうか?
アニマルコミュニケーションだけでなく、人間同士のコミュニケーションでも役に立つ利き感覚。
まずは、身近な人の利き感覚、チェックしちゃいません?