SNSに流れてきたポスト。
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『ASDは正直である。それゆえ、他人も自分と同じように、 本心からの会話をしてくれると思い込んでいる節がある。
そのためか、人はウソをつくことがあり、悪意で他人をだますこともあるという世間ではある意味、当然の事実を知らずに育ってしまう。
そして、成人になって相当経ってから現実を悟り、ショックを受ける。
ピュアというかナイーブすぎるのだ、ASDは。』
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まさに私のことだ。
親は商売柄、表では客にお世辞を使い、裏では悪口を言っていた。それを見ていたから人には裏表があると分かりそうなものだが、それは親だけのことで他の人はそんなことはないだろうと思っていたようだ。
今、いい歳になってこれを知ってからは、少しは言葉の奥を探ることにした。
言葉ではこう言っているが、本心はきっとこうなんだろう。
相手の裏を探る疑心暗鬼ではなく、本心はこうでも言葉ではこうしか言えない心境を想像する。強がりで言っているのかもしれないが、実のところ助けを求めているんじゃないか。
ASD傾向の私にはめんどくさい。が、相手へのそのくらいの思いやりはあってもいい。今まで冷た過ぎたのかもしれない。
